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双葉文庫
ホームズのいない町―13のまだらな推理

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  • サイズ 文庫判/ページ数 372p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575514391
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

お守り袋に入れた盗聴器の録音は、息子が誘拐犯の自転車の後ろに乗ったところで途絶えた。犯人からは身代金として五千万円の要求が来ている。やがて母は、事件の裏にひそむ、意外な人物の意外すぎる思惑に思い当たるのだが…「あやしい一輪車乗り」。とある町で起きた13件のミステリー。人物、事件それぞれの関連性、そしてホームズ作品との繋がりを見出すのも面白い、趣向満点、何度でもオイシイ一冊。

著者等紹介

蒼井上鷹[アオイウエタカ]
1968年千葉県生まれ。会社勤務を経て執筆活動に入る。「キリング・タイム」で第26回(2004年)『小説推理新人賞』を受賞。05年、08年には『日本推理作家協会賞・短編部門』の候補となる。デビュー作は『九杯目には早すぎる』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイゼナハ@灯れ松明の火

31
短篇と短篇の間にショートストーリーが挟まる形式で進むので、不思議な読み口だなぁと思っていたのですが…そうきましたか。面白い趣向です。各篇タイトルの元ネタの内容がパッと頭に浮かんでこないのが少し悔しい(笑)タイトルをもじってるだけなんだろうと思うけど…シャーロキアンの方の感想も聞いてみたいところです(笑)2011/07/25

coco夏ko10角

29
短編集。関連してるところもあったり。『あやしい一輪車乗り』と『第二の空き地の冒険』がよかった。2017/04/05

ちょん

19
時間かけて読みすぎたせいで誰が誰やら、どの話が何だったのやら、こんがらがってます(笑)ちゃんと全部繋げながら読めたら面白いのになぁ、とちょっと後悔(^^;ただこの人の文章の書き方がちょっと苦手で読みにくい(笑)前に読んだのもそうだったけど、やっぱり相性悪かった(-""-;)話は面白いのになぁ。2018/08/29

Mzo

12
連作短編のようでもあり、独立性の強い章立ての長編のようでもある一作。さくさく読んでると「あれ?」と前の方をひっくり返したくなる本ですね。随所にある小ネタを拾えるホームズ好きは3割くらい余分に楽しめるんじゃないかな。(というかホームズ未読だと意味不明の設定や言い回しが多数あるような…)2011/07/26

ブヒメイ

10
最後の章になって、全ての物語が繋がった!そのリンクは面白いーって思ったけど、登場人物が多くて、時間が経つと『誰だっけ?』となってしまう。一気読みをオススメしたいですね。最後の章があるから面白味を感じられたけど、そこにたどり着くまでに、何度途中で読むのやめようかと考えてしまった。章ごとでは話があんまり頭に入ってこなかった…2013/02/04

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