出版社内容情報
警視庁捜査一課の鷺沼は迷宮入り事件を担当する。14年前、12億円を騙し取った男が金とともに消されていた。捜査する鷺沼は12億円の行き先をつかむ。それは神奈川県警――。大藪春彦賞作家が組織に闘いを挑む男たちを描く長編警察小説。
内容説明
警視庁捜査一課殺人犯捜査六係から、特別捜査係に異動した鷺沼は、継続捜査の任に着く。14年前に起きた、12億円を詐取した男が失踪後、死体となって発見された未解決事件の捜査に乗り出すが、難航する。真相解明を拒むかのような圧力。それは一体誰が?―警視庁と神奈川県警。組織と個人。悪と正義。さまざまな境界線を“越境”し、真実を抉り出す熱い警察小説。人気TVドラマシリーズの原作第1弾、待望の文庫化。
著者等紹介
笹本稜平[ササモトリョウヘイ]
1951年千葉県生まれ。立教大学社会学部卒業。出版社勤務後、フリーライターとして活躍。2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞を同時受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。冒険・謀略小説や警察小説を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tsuyoshi
74
14年前の殺人事件で闇に消えた12億円。犯人は分かりつつも未解決のままになっている影に12億円が警察の裏金になっている可能性が高いとして、迷宮入り事件専門官・鷺沼が巨大権力に立ち向かっていく話。正義感の高い鷺沼と緩い感じの不良刑事宮野のコンビネーションや警察権力からの迫り来る数々の圧力など惹きこまれて読めた。次々に襲う身の危険から鷺沼は無事に事を成せるのか?下巻へ続きます。2018/06/18
はつばあば
65
最初の出だしからややこしい。誰が良くて誰が悪か・・。仮にも正義の使者・ケイサツカンを名乗っている者たちが・・ヤクザよりタチが悪い。?神奈川県警に桜田門?。そりゃ・・あり得る。12億円など庶民には縁の無い話だが、2億円も借金できる金髪宮野と鷺沼の実態がまだ掴めない。悩んでる間がありゃサッサと下巻に行くべし2017/04/25
GAKU
60
迷宮入り事件を担当する警視庁捜査1課鷺沼が主人公のシリーズ1作目。14年前に12億円を騙し取った男が消されていた。金の行方は不明のまま。捜査を進める鷺沼が行き付いた先は神奈川県警。金を掠め取ったのは警察か?テンポよく物語に引き込まれ丁度良い所で上巻終了。続きが気になります。引き続き下巻へ。このシリーズハマりそうです!2016/10/10
papako
42
笹本稜平の警察もの。駐在刑事のようなのを期待したら違った。もうすぐ時効をむかえる殺人事件、その時行方不明になった12億円。うごめく警察の暗部っていうありがちな設定だけど、主人公があんまりまっすぐでないところがいいね。様々な思惑が入り乱れて下巻へ。2015/01/31
坂城 弥生
33
警察の暗部を解明しようとする刑事の物語。ちょうどこれからってとこで下巻に続く… ドラマ化もしてる作品みたい。2019/06/07




