出版社内容情報
京都といえば茶道。かの千利休が確立した茶の道を究めるため起きた殺人事件。カメラマンにして名探偵の星井裕が、事件の謎に迫るシリーズ7作目。京都の魅力が詰まった旅情ミステリー。
内容説明
歴史と伝統に裏打ちされ、茶道の「心」ともいえる京都。その京都で『茶道検定』が開かれる。検定当日、受験者の一人が「あか、ちゃ」と言い残し死亡する。検定を取材し、裏に大きな利権が絡んでいることを知った星井は、事件の真相を探る。―カメラマンにして美食家、そして名探偵の星井裕が大活躍!京都の魅力を満載した大好評シリーズ。
著者等紹介
柏木圭一郎[カシワギケイイチロウ]
京都生まれの京都育ち。TV番組や雑誌の京都特集において、監修やコーディネーターを務める旅のスペシャリスト。柏井壽名義で『極みの京都』『極みの日本旅館』など著者多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
44
伝統ある茶道の世界での新しい試みは面白いが、企業との結びつきやら裏事情が色々ありそうなのは素人にも予想がつく。それはさておき、これは復讐劇。2024/12/20
ミーコ
25
初読みの作家さん。茶道の世界は全く分かりませんが、中々面白かったです。シリーズとは知らずに借りて来ました。何故、殺される事になったのか⁇が気になり一気に読みました。こんな事で?殺されたのは何ともお気の毒。。 また機会があれば、このシリーズ読んでみたいです。2020/12/14
はち
21
京都のお茶の世界を舞台にしたミステリーだけあって、トリックも登場する小物も食べ物も全て粋だった。最初に殺された彼、犯行の動機はそれかぁ〜!なんかかわいそうだな! ・・・この本は先日遊びに来た義姉の忘れ物?そういえば、近々ホテルでお茶のお披露目をするから大変なの!と話していたが...お茶の世界のことなど全く知らないワタクシ。姉よ、本ばかり読んでないでお茶の練習をせい!!ん?ご祝儀とか必要なのか?🐝の推理がはじまる😓2019/07/03
ごへいもち
17
スパンコールが沢山ついたジャケットねぇ、そういう時代だったのかな、それはそれで世相を映す意味もあるかも2023/03/28
heslkst
7
結構好きな作家さん。 京都のこと詳しい。 話も面白い2016/12/18