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双葉文庫
誤認―みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575513332
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新聞記者の宮沢は、妻と乳頭温泉で骨休めをしていたが、上司の角田から仕事の呼び出しがかかる。東京で起きた殺人事件の容疑者が秋田の出身で、その取材をしろということだった。さっそく取材を始めると、「なまはげ」に隠された謎があった。

内容説明

大和新聞東北総局遊軍記者の宮沢は、秋田の乳頭温泉で正月休みをとっていた。そこに秋田支局に向かえと電話が入る。大晦日に東京・西麻布で起きた殺人事件の被害者が秋田出身で、記事を書けと言うのだ。同じ頃、警視庁のキャリア警察官が秋田の名所、五社堂で死体となって発見された。ふたつの事件の謎に、宮沢が迫る。

著者等紹介

相場英雄[アイバヒデオ]
1967年新潟生まれ。2005年、『デフォルト(債務不履行)』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

90
みちのく麺食い記者 宮沢賢一郎その4。タイトルから序盤の容疑者は犯人じゃないんだろうなということで、その通りの展開です。読み終わって本当にこれってつじつまあってるのかと疑問が・・・。2018/08/15

タルシル📖ヨムノスキー

25
シリーズ第4弾は秋田編。まずはグルメ。日本そばの出汁つゆに中華麺を入れて天かすをのせた「たぬ中」は、なんか自分でも作れそう。事件部分は東京で起きた金融ヤクザの殺人事件と、秋田で起きたキャリア警察官の謎の死の共通点を探っていく物語で、犯人は中盤で想像がつくものの、物語中で幾度も語られる「『あの人に限って』が一番怪しい」という言葉が意味するものはとても重い。エピローグはこれまたつらいというか、大人の狡さみたいな感じが読んでいてなんかモヤモヤする。本文中に登場した本〝ナマハゲ・その面と習俗〟はぜひGETしたい。2023/12/06

T. Mu

14
今回は秋田県が舞台になっていました。みちのく麺食い記者シリーズ、4作目❗️これまた面白かったです🎵4.02021/01/17

あや

10
今回はラストまで奥さんがいい味出していて好きになりました。記者としてものすごく熱いし勘も冴えわたるのにおいしい麺と奥さんにめっぽう弱い宮沢さんが素敵です。2013/08/25

緋莢

8
大晦日に東京・西麻布で起きた殺人事件の被害者の出身地が秋田で、その現場に居合わせた警視庁キャリア警察官の遺体が秋田の名所・五社堂で発見された事から、大和新聞東北総局遊軍記者の宮沢は、休暇中にも関わらず、取材に駆り出される。事件を追う事になった宮沢は、知り合いの警視庁捜査二課管理官・田名部に疎まれながらも事件の裏に隠されたものを見つけだし・・・2015/01/06

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