内容説明
山奥の温泉宿で密やかに繰り広げられる美女五人の特濃奉仕を描いた「女体風呂」、別れた男女が節分の神社で再会し、昼酒の勢いで、かつて熱中した妖しい蜜事へとなだれ込む「豆泥棒」、新春の京都・宇治を舞台に、淑やかなOLと茶店の若旦那が狂おしいほど求め合う「二人静」など、身も心もほっこり温まる官能短編集。
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年、東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、04年『ふしだら天使』(双葉文庫)でデビュー。以後精力的に話題作を発表している
霧原一輝[キリハラカズキ]
1953年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業。北関東の地方都市在住
橘真児[タチバナシンジ]
1964年、新潟県生まれ、96年『ロリータ粘液検査』(マドンナメイト文庫)でデビュー。その後、教員をしながら数々の作品を発表しつづけたが、2003年から専業作家となる
黒沢美貴[クロサワミキ]
2003年作家デビュー。慶応大学文学部仏文科卒。著書多数
北山悦史[キタヤマエツシ]
北海道生まれ。山形大学文理学部中退。官能小説大賞、日本文芸家クラブ大賞、報知新聞社賞を受賞。禁断愛小説、愛撫小説、時代官能小説などを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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