内容説明
次期総理大臣の呼び声高い人気代議士の取材をすることになったカメラマン星井裕。順調に進む中、代議士の親友が殺された。その親友のもとには、謎の絵手紙が届いていた。そして告別式の翌日、もう一人の親友も死体で発見される。「さんしょ」の言葉を残して…。
著者等紹介
柏木圭一郎[カシワギケイイチロウ]
京都生まれの京都育ち。TV番組や雑誌の京都特集において、監修やコーディネーターを務める旅のスペシャリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
41
図書館が1か月も閉館するので、この機会にこの京都殺人案内(?)シリーズを読もうといっぱい借りてきた。冒頭にヒントがあるので事件解決の経過を答え合わせしながら京都のおいしそうな料理を堪能しつつ読了。2024/12/16
ジルタケ
2
京都が舞台のシリーズ。京都人はこうだっていう決めつけが多少、鼻につきますが…。犯人が序盤で分かってしまうのも…。シリーズものとしては面白いので、また読んでみたいかな。2014/12/10
へう犬
2
伏線に気がつき、犯人の目星がついてしまって面白さが半減してしまった。そしてどんでん返しもなく、やはりその人が犯人だった(^^;2013/01/29
みとん
2
2月の節分なお話でした。まったく逆の季節に読みましたが…。短めな割には、ミステリーあり、料理ありでとても楽しく読めました。初っぱなの中学生の山椒魚とおっちゃんイジメはちょっと気分悪かったなぁ。絶対に殺人事件に関係のあるエピソードなんだけど、ダイイングの「さんしょ…」が山椒魚なのか三書館なのか。やられたなぁ。そして合間に登場するお食事処たち!!美味しそうなものが多いのでメモしてます(笑)名前とかがちょい変えされてるので、探すのも楽しいです。しかし、『ロースン』と『サークルJ』は変える必要あったのかい?2011/07/11
imo
1
今うちの中で流行ってるシリーズ。真面目に読まずに突っ込みながら楽しむ感じ。政治家の嫌な奴な部分がいつ出てくるのかと思いながら読んだ。プロローグは嫌な気分になった。2012/02/25