内容説明
上越新幹線「とき403号」が終点新潟駅に到着。その車内から刺殺死体が発見された。被害者は60代の老人と思われていたが、実は30代のフリーライターと判明する。十津川警部は被害者の身辺調査を開始し、浮かび上がった容疑者のアリバイ崩しに挑む。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。62年、双葉新人賞に『病める心』で入選。65年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。81年には『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞に輝く。その後次第に多彩な作風に転じ、78年、十津川警部を主人公にした鉄道ものを刊行。折からの鉄道ブームとも相まって空前のトラベル・ミステリー・ブームを作り出した。2004年第8回ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふう
3
短編集。1話1話が面白かった。十津川警部の直子の出番が多かったです。いつもの列車系のトリックはあまり出番はありません・・・2013/11/03
ディープなつまみぐい
2
北陸を舞台とした短編集。まだ北陸新幹線がない時代と古さを感じさせますが、それぞれの話も魅力があり、風景を感じさせられた。2020/03/13
ミカママ
2
久しぶりの西村京太郎作品。短編だったせいもあり、読みやすい。登場人物が少ないのがカギ。トリック楽しめました。2012/02/16
司
1
ちょっと日付的におかしい短編があった。編集も気付かなかったんだろうか・・・2012/08/03