内容説明
紫陽花の季節、鎌倉を訪れた神尾一馬は旧知の美樹と久しぶりに会う。美樹は一馬がかつて淡い恋心を抱いた相手だ。ところがとんでもないことに、その日美樹の娘由樹が何者かに誘拐されてしまう。否応なく事件に巻き込まれた一馬だが、事件は意外な展開を…。好評“坊っちゃん探偵”シリーズ第2弾。
著者等紹介
義則喬[ヨシノリタカシ]
1946年東京生まれ。69年、日本大学商学部を卒業。技術系の企業を運営しつつ執筆活動に入る。02年『静かなる叫び』でサントリーミステリー大賞優秀賞を受賞。『京都愁殺の六芒星』で鮮烈デビュー
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