内容説明
維康豹一は、××××年、独自の地方自決構想が支持され、大阪府知事の就任した。斬新な政策の一つ、民間人起用による市民のための捜査機関―即ち自治体警察局の発足は特に注目を集めた。既存の警察組織との軋轢に耐え、「自治警」のメンバーが鮮やかに解決する7つの難事件。
著者等紹介
芦辺拓[アシベタク]
1958年大阪市生まれ。同志社大学法学部を卒業後、読売新聞大阪本社に勤務。86年「異類5種」で「幻想文学」新人賞に入選。90年「殺人喜劇の13人」で第1回鮎川哲也賞を受賞し専業作家に。主な作品として『歴史街道殺人事件』『時の誘惑』『真説ルパン対ホームズ』『和時計の館の殺人』など
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感想・レビュー
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fengui
1
表紙とタイトルのあまりの違いに惹かれて読んでみた。 以前読んだ作品と同じ人が書いたの?と思ってしまうほど書き方が違う。 作者も記述の通り、これは「謎」を楽しむもので人物や背景はできるだけ簡素になっている。(舞台はパラレルワールド) どれもとても粒がそろっていて長編でもいいようなネタだと思います。 個人的には「忘れられた誘拐」がおすすめ。2011/03/23
kanamori
0
☆☆★2012/10/04
C.naka
0
一話ずつ短く終わらせ過ぎて理解する前に終わっちゃう感じ。 内容は重たくないのに難解。2018/06/27