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出版社内容情報
レッドサム家の次女、セリア・オブ・レッドサムはその優秀さから領地経営を任されていた。しかし、領民のためとはいえ、彼女のやや強引な方法は一部で理解されず、周囲には利益追求の「冷徹令嬢」と囁かれていた。そんなある日、婚約者ハロルド・ベルモンドによって舞踏会で冷血かつ冷徹であると非難され、公の場で婚約破棄を宣言される。大勢の前で恥をかかされたセリアに、兄のアランがハロルドを問い詰めると、彼の口からは長女・カレンを陥れた狡猾な女、メアリーの名前が…!因縁再び!レッドサム家の復讐劇が、再び幕を開ける――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダリア
1
カレンの時はメアリーより素敵な婚約者をぶつけて、次女セリアの時には詐欺師で罠にはめようとは、なかなかに策略が凝っている。ところが、策士策に溺れるでセリアとキールが本気になってしまうとは。このまま二人がくっついてもメアリーに対するざまぁは成功しそうなのだけれど。二人とも真面目に政略結婚しようとしているのがなんとも。珍しく王太子が当て馬になりそうな感じだ。ところで、アラン兄には絶対に本命がいると思う。2025/03/28
Tomo I
0
ピッコマにて。2025/04/26
レイン
0
敏腕お兄様にも人の心は操作出来ないわけで。 そしてキールの言うとおり、常に自分が上だと言わんばかりの態度も流石に鼻につくなとは思った。 人脈が広い割にデリカシーがない気がする。 そして人脈に難があるけどそれなりの要職につき、王の覚えめでたい父親を持つご令嬢がまともな言葉も使えず(「すいません」ってなんだよとずっこけた)、「ジゴロ」なんて言葉を何度も発するのは違和感しかない。 2巻にして色々ボロが出てきたけど、次はどうなるのか。 とりあえず娘の言いなりの公爵は、もう爵位取り上げられたほうがいいと思う。2025/03/24