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出版社内容情報
国一番の大富豪キュロスと心身ともに結ばれた貧乏男爵令嬢マリー。服飾職人の少年アーサーとして身分を偽り生きていた姉・アナスタジアの想いを知り、遂にマリーは自身の両親の罪を断罪する決意を固める。マリーを虐げ、アナスタジアを人形のように扱ってきた両親の罪を見つめ直すうちに、両親の歪んだ秘密がつぎつぎと明らかになっていき――！？幸せな婚約式を迎えるため、マリーとキュロスは最後の問題に立ち向かう。「小説家になろう」発の大人気作！勘違いから始まった、ずたぼろマリーのシンデレラストーリー第７弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
幸音
5
両親への断罪。父親の領主としての能力の欠如以上に、母親の秘密に心底驚いた。父は実母への劣等感、母は義母への憧憬と、同じ人へ相反した感情を抱いてる夫婦なんだな。それでも娘達への接し方は許されない。婚約式が無事に行われたけど、これまだ結婚式じゃないんだよな。普通に結婚式だと思った。きれいにまとまったからこれで終わりなのかと思いかなや、不穏な気配が出て続きがあることを巻末で知る。アナスタジアとルイフォンとのフラグ立ってる？2024/04/13
花桃
4
やっとマリーの家族のことが片付いたのに、また悪い人登場するんですね。一難去ってまた一難。がんばれ～2024/09/03
きのと
2
もう終わりでいいと思うんだけどなぁ2025/04/30
こころのかおり
2
ハッピーエンドかと思いきや、まだ続きが。しっかしあの父は、ホントにあのおばあ様の子どもなんかね？どこをどう作ったら貴族の言葉もわからんやつに仕上がるのよ。その子どもである姉妹も姉の方はイマイチっぽいし、不思議不思議。あと、母の秘密にも驚いたね。とにかくどちらもこじらせまくってる地獄みたいな夫婦だったのね。いよいよおばあ様は何してたんだって疑問が…2024/06/25
レイン
1
3倍濃縮くらいでまとめにかかったのにまだ続くんだ、という感じ。 大人共のどうでもいい挟持とすれ違い、というか、そもそも祖父母が父親の子育てに失敗しているのが元凶で、それになんの関係もない子供達が振り回されただけ、という話なのに本当に面倒くさい。 ヒーローとその家族は好ましいが、主人公が自己完結し過ぎてて白けたのでここでリタイア。2024/08/19
