出版社内容情報
医者じゃない私が、できること――。新人保健師のサンゴは、がむしゃらに街の人々の「命」と向き合う日々。17歳の若年妊婦や認知症のおばあちゃん、介護に明け暮れる家族、「誰ひとり取りこぼさない」を目標に奔走する彼女が目にする喜びと絶望とは…!?命のはじまりとおわり、その現実と戦う新米の、泣けてぶっ刺さる、お仕事漫画。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayano
0
図書館の本。認知症、特定妊婦、要精検、地域包括ケアがテーマかなと思いながら読んだ。センター内や関わり方に1巻よりもデフォルメされている部分が増えているような気はするけど、暮らしている中で「健康」は当たり前であって、当たり前でなくなったときに心と頭の中をそのことだけが占めてくると日常生活や人間関係にも影響するよね、ということがすごく伝わってきた。対象者も、大変な人、大変そうな人に目が向きがちだけれど誰が当事者なのか押さえていかないと目につくことしか見えなくなってしまうなと思った。2024/12/03