出版社内容情報
「花のあすか組!」の作者が贈る大人気漫画。百目鬼村の総領をつとめる百目鬼ミキ。孫の亜子は“グランマ”と呼び慕っている。ある日、かつて“ひーたろう”と呼ばれ親しまれた、村出身の大臣候補の男が帰って来た。がむしゃらで正直で、まっすぐだった彼の姿を懐かしく思い出すミキだったが……。相手が誰であろうと、凛とした姿で正面から向き合うミキ。第12巻も爽快!感涙!ほんわかヒューマンドラマをお届けします!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
自然豊かな村に政治家の思惑でゴルフ場誘致の話が進行する。この手垢の付いた設定を読ませるエピソードにするにはどうすればいいか。高口里純は『グランマの憂鬱』において、グランマこと百目鬼ミキの言葉に託す。村出身の大臣候補の代議士に、その若き頃を知るミキだからこその言葉。「老いることは醜いかね 物の分かった大人になるって事は醜い考えを持つって事かね 若く志高く生きた人間をだよ 幾年か知る者としてはな 申し訳ないが残念な気持ちになるんだよ? どの世界にもそこで生きる人間にしか分からん辛さはあろうよ!(つづく)2023/06/18
ぽんだま
4
今回も気持ちいい喝!2023/07/21
kei
0
☆☆☆☆☆2023/09/06