出版社内容情報
ゴージャス・マダムの月光寺蘭子さんが、お金と権力で事件を解決する、ご存じ大ヒットシリーズの第22弾! 今巻には、蘭奈の赤ちゃんがついに誕生する「花薫」、美男子・篁が恋に落ちる「従兄」、チビッ子3人組が主役の「甥っ子」、そして、蘭子さんが息子・蘭丸の教育方針に頭を悩ませる「教育ママ」の4編を収録。さらに、名香先生衝撃の告白が綴られたエッセイ漫画も特別収録!
名香 智子[ナカ トモコ]
著・文・その他
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工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜の女王
17
①薫くん誕生編。蘭奈もとうとう母。蔦おばあさんのお隣の家が売りに出て、斎が買うことに。月光寺家はあちこちに家があって、頭が混乱するわ。②蘭子さんの甥の篁と武源羽花里。お互い好みじゃないと言いつつ良い感じ?少なくとも篁は料理に惚れたみたい。嵐士と同じ?(笑)③薫の天才ぶり編。天性のリーダー蘭丸が月光寺を継いで、薫が補助したら、月光寺財閥は将来も安泰?(笑)2020/01/30
しましまこ
17
究極の世話焼き、蘭丸くんスゴイです。2018/10/18
マッピー
10
「世の中に俺を嫌う女がいるわけないだろう?」いるなあ、そういう人。断っても断っても通じない。蘭子さんのお兄さんの息子・篁は、育ちがいいから恐ろしいことにはならなかったけど、サイコパスのストーカーだった暁には、こんな恐ろしいことはない。月光寺本家の隣の家の話が良かった。「庭に子供が戻ってきて梅の木も喜んでいるだろう」。こういう話が染みるなあ。2021/02/07
kenitirokikuti
7
23巻のオビに前巻に続いて名香せんせの入院記も収録とあったので買ってみた。自分は90年代にプチフラワー誌を読んでたので、名香智子せんせの「シャルトル公爵」は知っていた(メインは萩尾望都『残酷な神が支配する』だったが)。ときどき佐伯かよのと混同してた記憶がある▲名香せんせ、18年末に体調崩して入院したら、本人の認識よりずっと悪くて3日間意識不明で、ぽっくり逝ってたかもしれなかったそうな▲本シリーズはアッパーミドルのホームドラマ。そういや、「ばぁば」って「姑」だよな…。変われば変わるものだ2019/09/25
ぼちぼちいこか
6
蘭奈に子供が生まれた。話が次世代へ移っている。子供ネタばかりでちょっとつまらない。っていうか、蘭奈の子供の成長が速い。バナナは歯が生えていなければ食べられないし、離乳食も…ケチをつけるわけではないが子供ネタはイマイチ。2018/10/27