出版社内容情報
「女と猫は呼ばない時にやってくる」シリーズ第5弾・下巻。東京・高円寺にあるお酒とサラダの店「呟木」のオーナーシェフ、銀さんは片想いをしていたヒラリーと一晩を過ごすもヒラリーの態度は冷たい。仕事も花を使ったウエディング・メニューを考案するが、うまくいかない。一方、ヒラリーも元カレの転勤で自分の上司として一緒に働くことになり、辛い日々が続く。ふたりを待つ未来は――――。
小池田 マヤ[コイケダ マヤ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニコル
4
強そうに見えたヒラリーも銀さんに手を握られて弱さを出せるようになるという着地点。銀さんの昔の女という過去も素晴らしきスパイス。元カレの妻は母となり、なかなかいい女になったのでは?単身赴任やめて東京に引っ越してきて、ヒラリーの悪友にでもなればいい。人は環境によっていい方にも変わるんだから。2018/05/18
ゆっこ
2
大将のお店に行きた~い。ご飯食べたい……もちろん呟木にも行ってみたい。美味しいご飯って幸せになれるよねぇ。私のための、私の料理。。。羨ましい!! 三者三様の呟木との馴れ初めなどが最終巻だなぁと。満足だけど、また読みたいな。そして、料理をカラーで見てみたい☆ 2018/05/21
ナナシ
2
花食は見た目が鮮やかなだけで美味しくはなさそう…と思っていたが、それでも美味しそうに思える料理ばかりだった!レモンの酸性で唇を湿らせて、それをマロウの花弁に口付けたらピンクに変わるとか素敵!やってみたい!美味しいのも大事だけれど、美しい見た目や遊び心にときめく食事も大事だよね。ヒラリーと銀さんが上手くいきそうで良かった。そして元彼兼クソ上司。嫁も類友かと思えば強敵と書いて友と読む的な展開に。良いぞ嫁!そしてボツリヌスは怖いから黙ってろクソ夫!2018/05/21
nyanko51
1
銀さんと小鳥遊さんの話にめちゃくちゃびびるがプラトニックで安心。この話は絶対ハッピーエンドがよかったから、ヒラリーが最後素直になってよかったよかった。2018/06/12
みちる
1
購入本。ヒラリーがヒラリーらしくいられる場所が銀さんでよかった。花食はあんまり、食べたくないかな。野草が苦手だから。2018/05/19