出版社内容情報
日本のプロ野球における「ファームリーグ」の拡張は、1958年にセ・パ12球団体制になって以降初の試みだ。2024年、2つの球団が参加をはたした。本書は、そのうちのひとつ「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」を追ったノンフィクション。球団代表や初代監督に就任した橋上秀樹をはじめ、NPB球団を戦力外となり入団した選手、NPBへの足掛かりにしたい若手、独立リーグ時代からチームをさせるベテランなど、さまざまな思いを胸に集まった男たちの〝挑戦〟を追った。
内容説明
2023年4月、日本野球機構はファーム・リーグに参加する新規球団を公募すると発表した。そして、独立リーグに所属する新潟アルビレックスBCはそれに名乗りを上げた。二軍とはいえ球団が増えるのは、野球界にとって画期的な出来事である。「新潟にプロ野球の球団を」「プロ野球選手になりたい」「再びあの舞台に戻る」―。それぞれの夢と目標に向かって集まった男たちの奮闘を描くドキュメント。
目次
第1章 野村の遺伝子
第2章 監督に課せられたミッション
第3章 オイシックス・ラ・大地と新潟アルビレックスBCの新たな挑戦
第4章 3度の開幕2連戦
第5章 「NPB」という頂
第6章 タイムリミットは7月31日
第7章 2人のオールドルーキー
第8章 このチームには無限の可能性がある
著者等紹介
小山宣宏[コヤマノブヒロ]
1973年、千葉県生まれ。スポーツジャーナリスト、編集者。出版社、編集プロダクション勤務を経て、2007年に独立。雑誌や書籍のほか、ネットメディアでも執筆。近年は高校野球やプロ野球を中心とした取材・執筆が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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