出版社内容情報
姫路の地で300余年続く尼僧庵・不徹寺。現住職の松山照紀さんは「駆け込み寺の庵主さん」として迷える女性たちを受け入れ、体を張って守ってきた。2匹の寺猫ともども傷ついた女性を癒やす庵主さんだが、その半生は激動の連続。学生結婚、シングルマザー、大病を経て看護師となった庵主さんは、なぜ不徹寺へと導かれたのか? そして不倫の恋やパートナーへのモヤモヤ、大切な人との別れなど、しんどい思いをどうとらえればラクに生きられるのか? 実体験に基づく禅の教えに、心がスッと晴れる「読む駆け込み寺」。
内容説明
人生、何度でもやり直せる!!学生結婚、シングルマザー、看護師、そして出家…「肝っ玉尼さん」の心安らぐおいしい、楽しい、美しい名言。
目次
第1章 寅年獅子座、女のけもの道―まずは私の人生をお話しします(福岡・筑紫野で三代続く農家の長女として誕生;大好きなおじいちゃんを助けたくて ほか)
第2章 完全男子禁制!超スパルタ尼僧修行―終末期を見つめるナースから、尼寺の「庵主さん」へ(看護師をしながら再び大学入学;座禅との出会い ほか)
第3章 心の粗大ゴミは「話す」、「手放す」―人間関係のゴタゴタから不倫の恋のお悩みまで「供養」(嫉妬、恨みつらみ、憎しみ…不徹寺への持ち込みは無料です;毒母への憎しみをブチまけて、見えてくるもの ほか)
第4章 大切な人との「永遠の別れ」を迎えたら―理不尽に見舞われた時に、思いだしてほしいこと(「あの人がいないと、生きていけない」と…;悲しみの核心に迫るための「意外なもの」 ほか)
第5章 幸せは「気付かれる」のを待っている―だいじょうぶ、あなたは宇宙一チャーミングな人(極上の昆布ダシで生命力が復活;「美味」と「宇宙」の揃い踏み!不徹寺の懐石教室 ほか)
著者等紹介
松山照紀[マツヤマショウキ]
臨済宗妙心寺派・松壽山不徹寺住職。1962年、福岡県筑紫野市生まれ。霊峰・宝満山の麓でのびのび育つ。大学生だった20歳の時、予期せぬ妊娠。同級生と学生結婚するも、離婚してシングルマザーに。手に職をつけるべく看護師を志す。マザー・テレサの慈善施設でのボランティア、みずからの大病を経て、ナースとして終末期を見つめる。医療の限界や迷いを感じていた37歳の時、座禅と出会い、48歳で出家。厳しい尼僧修行を経て、2016年より、兵庫県姫路の地で創建300余年・代々女性によって受け継がれる不徹寺の庵主となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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