W☆ING流れ星伝説―星屑たちのプロレス純情青春録

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W☆ING流れ星伝説―星屑たちのプロレス純情青春録

  • 小島 和宏【著】
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  • 双葉社(2021/08発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 369p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575316391
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0076

出版社内容情報

〈ある日の昼下がりのことだった。
 朝まで原稿を書いていて、自宅のベッドで寝ていた僕は、ふいに鳴りだしたスマホの着信音に叩き起こされた。
 仕事仲間はこちらの生活リズムを知っているから、あまりこんな時間には電話を鳴らさない。いったい誰だろう?
ディスプレイに映し出された名前を見た瞬間、僕の心臓は誰かに掴まれたようにギュッと縮んだ。
“これ、夢じゃないよな? いま、俺、たしかに起きているよな?”
 震える手で通話ボタンをタップする。
「もしもし……」
「小島さん、ご無沙汰してます。25年ぶりぐらいですかね?」
 電話口から聞こえてくるその声は、あのころとまったく変わっていなかった。懐かしさで胸がいっぱいになり、気がついたら、もう涙がポロポロあふれて、止まらなくなっていた――。(プロローグ~それは「幻の男」を探す旅からはじまった~より)〉

内容説明

大宝拓治・元リングアナ、畑山和寛・元レフェリー…レスラー、関係者が初激白!

目次

序章 それは「幻の男」を探す旅からはじまった
第1章 W☆ING誕生と3人の男
第2章 世界格闘技連合W☆ING
第3章 バルコニーからの新星
第4章 炎と五寸釘の小惑星
第5章 窮地を救う彗星
第6章 六等星の流れ星
終章 30年目の10カウントゴングに代えて

著者等紹介

小島和宏[コジマカズヒロ]
1968年、茨城県出身。1989年、大学在学中に『週刊プロレス』(ベースボール・マガジン社)の記者としてデビュー。大仁田厚のFMW、ザ・グレート・サスケのみちのくプロセス、そして対抗戦全盛期の全日本女子プロレスなどを担当し、活字プロレス黄金時代を駆け抜ける。特にW☆INGは旗揚げ前から同僚の鈴木健記者と共に担当し、多くの巡業に同行して取材。団体の隆盛から崩壊までを誌面でリポートし続けた。フリー転向後、活躍のフィールドを広げ、お笑い、特撮、サブカルチャーなど幅広く取材・執筆を重ねる。現在、ももいろクローバーZの公式記者としても活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Y2K☮

23
活動期間949日。アルバムを1枚出して解散したセックス・ピストルズを思わせる伝説のデスマッチ団体。子どもの頃、週刊プロレスで血みどろの写真を見て圧倒された。今は後楽園で火は使えないしバルコニーダイブもできない。ジェイソンやフレディをパクッたキャラを出すのもダメ(ホントは当時も)。松永vsポーゴのファイアーデスマッチが凡戦になった背景に衝撃。プロレスのリングは現実とファンタジーの境界線がつくづく曖昧だ。平成初期の熱もすでにノスタルジー。だが令和の世にプロレスと政治で手作りインディーの革命が起きると信じてる。2022/09/10

まさかず

10
どんなに馬鹿馬鹿しくとも、当の本人たちには輝く青春がある。熱と勢い、そして何か面白いことを考えることのみを命題として。格闘技とプロレスの境が薄れ、幻想の崩れた時代。「表現」に特化したデスマッチ路線は週プロでしか接しなくても熱中できるものだった。バルコニーダイブの衝撃はホントに馬鹿だ!と思ったもの。まさしく伝説。だけど今では突飛な行動にリスク回避や非難やそんな類いがすぐ脳裏に浮かぶ自分。成熟か衰退か。プロレスもお洒落になる時代。好きを武器に五寸釘バットや暗闇や篝火で戦う青春。馬鹿だ!最大限眩しき青春の物語。2022/06/07

qoop

8
現在に繋がるインディープロレス団体黎明期に名を馳せたW☆ING。正直特に思い入れもないのだが、厚さに惹かれて読んでみたところ、驚いた。そんなに活動期間と主要レスラーの活躍期間は短かったっけ⁉︎と。よほど週プロのグラビアから受けたショックが大きかったんだなぁ。団体としては一瞬のインパクト勝負に成功した反面、無理矢理な運営を続けたための短い栄光だったということか。改めて、松永光弘のバルコニーダイブ、金村ゆきひろの大火傷など、虚実のどちら側を見せられているのか戸惑ったかつての記憶が蘇った。2021/10/20

Eiki Natori

7
本当に後楽園のバルコニーから飛び、五寸釘に落ち、火だるまになった。R指定団体W★INGについて、松永氏のMIXIでは真相を読んでいたが、別の選手や記者や裏方の視点から書かれた興味深い内容だった。格闘三兄弟が本当に格闘技を目指していたという話、クリプトキーパーのプロモのグダグダのW★INGらしさというのが面白かった。 そして音信不通と言われていた大宝氏という裏方のキーマンとなる人も登場し、新事実も含め語られている。 著者の通り「胡散臭さ」がたまらない団体であり、病みつきになり主だった試合は全部観戦した。2021/08/10

jm

4
本当に何もかもが懐かしい。松永バルコニーダイブから船橋でのファイヤーまでくらいの期間は、W★INGにハマっていた時代。地味だけどW★ING×プエルトリコ軍4vs4は自分のベスト興行の一つ。そしておそらくほぼ同年代にあたる大宝リングアナと畑山レフェリーの証言にはあの頃の想いや風景がフラッシュバックするようだった。マジであんな団体もう絶対出てこないだろうな。大宝・畑山が若過ぎたからこそ、あんな頭おかしい団体が出来、ブレイクしたんだと思う。証言と想いを残してくれて本当にありがとうと言いたい。2021/12/07

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