感謝離―ずっと一緒に

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感謝離―ずっと一緒に

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575315356
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

天国に旅立った妻の服に「ありがとう」と頭を下げ、手放していった――朝日新聞への投稿【『感謝離』ずっと夫婦】で大反響を呼んだ河崎啓一さん、90歳。最愛の妻和子さんを失い、遺品を整理したときの心境を綴り、その瑞々しい感性と前向きな終活ぶりに共感の輪が広がっている。「パートナーに先立たれ、心の時計が止まってしまった」「遺品を前に立ちすくんで一歩も進めない」……そんなあなたのつらい背中を、河崎さんがそっと押します。夫婦愛と明るい終活のヒントに溢れた感動の実話。

内容説明

愛する人の遺品との別れ方を描く感動の物語。

目次

第1章 赤い糸に導かれて
第2章 愛妻・和子との出会い
第3章 モーレツ銀行員時代と妻の奮戦
第4章 定年後の暮らし
第5章 愛妻をおくる
第6章 感謝離、そして代謝離

著者等紹介

河崎啓一[カワサキケイイチ]
1929年、札幌生まれ。銀行員だった父の転勤で下関、久留米、京都で育つ。大分経済専門学校(現・大分大学経済学部)を卒業後、父と同じく第一銀行(現・みずほ銀行)へ。久留米支店で運命の女性・和子と出会い、結婚。一男一女をもうけ、62年間を添い遂げる。2019年5月、亡き愛妻の遺品を手放す心境を瑞々しく綴った朝日新聞「男のひといき」欄の投稿が注目され、ツイッター等で拡散(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中寛一

18
朝日新聞に投稿・掲載されたことからこの本になったという。最愛の妻を見送るまでの日々とその後の遺品などの整理の中で、身につけてきたもの、日常使っていたものとの別れを、断捨離ではなく、愛おしく感謝しながら手放す「感謝離」として、綴られていた。2020/05/27

どら母 学校図書館を考える

17
なぜ、読む気になったのか、記憶にない。 ご夫婦の絆が素晴らしい。2020/09/13

水谷アス

2
故人の遺品を処分するときに、その品物に感謝を告げながら処分する、感謝離。 いつか天国でまた一緒に過ごすとき新しいモノを買おうと心に決める、代謝離。 私は大切な人を亡くしたときにここまでの感謝を持って思い出と離れられるだろうか。一冊の本に込められた愛が深くて深くて、こんなにも人を愛して愛されることがあるのかと心が震えた。ひとつひとつの仕草を愛おしく思う描写に胸が温まる。世界中の恋人同士がここまでお互いを尊重しあえたら、争いなど起こらないんだろうな、と思う。ついでに書いておくが、我が家も仲良しですよ。2023/10/28

臼倉

1
将来を考えさせられました。 物に感謝、お礼をして処分する事は素晴らしい。2021/01/06

ナランペット

1
亡き妻への思いを新聞に投書したことが話題になり、インタビューを中心に書かれた本。自らの生い立ちから妻との出逢い、そして別れまでが愛情たっぷりに綴られている。断捨離ではなく使ってきたことへ感謝して手放す感謝離、新しいものと取り換えるため手放す代謝離などの造語も説得力がある。最愛の人を亡くした喪失感の大きさと妻への深い愛情を感じさせてくれる本。こういう夫婦像は理想だろう。自分の生き方をも考えさせられる本である。2020/11/08

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