出版社内容情報
前作では「外国人騎手が曲がり角に差し掛かっている」と堂々と宣言し、見事に的中。今作でも、馬券から切っても切り離せない、ルメール、デムーロ両騎手のいま、そして中堅騎手の現状、藤田菜七子騎手の買いどころを丸裸に!馬券に活かしたいコアなファンから、騎手を知らない競馬初心者まで楽しめる1冊になっている。
内容説明
騎手の勝ち星を左右するのは「政治力」である。外国人騎手も「政治力」からは逃れられない。馬力絞り出しメーター付き110人騎手名鑑。
目次
序章 本書刊行記念特別対談 政治騎手・樋野竜司vs田中博康調教師「JRA騎手界事情に迫る」
第1章 300ミリの雨が降っても良馬場の怪!ダートでもレコード連発!!ガラパゴス日本競馬の正体に迫る!!
第2章 藤田菜七子騎手の躍進が起こったのは降級制度の廃止が大きく影響!降級制度廃止で競馬が激変!!
第3章 何が何でもルメール・ファーストはいつまで続くのか!?馬力絞り出しメーター付き!110人騎手名鑑
第4章 馬券で買える乗り替わり、買えない乗り替わりを指数化!一撃必殺の馬券を得るための政治騎手活用法
著者等紹介
樋野竜司[ヒノリュウジ]
1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。その後も“ヒノくん”の名で斬新な馬券術を次々に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パラオ・スパニッシュフライ
11
筆者独自の理論で競馬界と騎手たちを毎年分析しており、業界の趨勢がわかって面白い。馬場も変わり騎手の傾向も変わり、外厩によって厩舎の在り方も随分変わってきている。流れはルメールファーストになってきており、今後どうなるのか。さらにウィルス騒ぎで業界がどうなるのか。僕にとっては、競馬場でいかに競馬以外のことを楽しむか。当たり前の日常に戻った時にたくさん楽しめるよう充電しておきたい。2020/04/04
八百蔵
2
一冊前の騎手本より格段に、読み物として面白い。どうやら老舗本らしい。毎年刊行され、来年の本が出たらしい。毎年読もうと思わせるくらいは魅力がある。騎手本の武豊ともいえるくらい。政治力というのは、要は、馬主や調教師といった周りからの信頼感のことだが、そう書いたら身も蓋もないんだろうな。2020/12/31
anken99
2
ついつい買ってしまう本シリーズ。騎手分析。。。というより、騎手の政治力がよくわかる。人間が乗り、馬が走る競馬というギャンブル?スポーツ?ゆえ、騎手をよく知りよく考えることが予想においては重要だとあらためて感じた次第。今週末はホームラン出したいな。2020/08/21
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1
穴狙い予想時に参考活用したい本。2020/04/20