ぼんやり酒

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ぼんやり酒

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  • サイズ 46判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575314915
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0079

出版社内容情報

「C級さらりーまん講座」「パパはなんだかわからない」等代表作多数。しょっぱい現代を生きる男達の悲哀を乾いた視線で描き、読む者の哄笑を誘うもっとも「大人な」4コマ漫画家、山科けいすけ。彼の最新エッセイ&コミック作品。愛してやまないお酒をテーマにのどかに穏やかに語ります。なのに読み味は極上辛口。味わい深い一冊です。

内容説明

昭和・平成・令和―しょっぱい時代を生きてきた男たちの悲哀を乾いた視線で描き、読む者の哄笑を誘う最も“大人な”漫画家、4コマ漫画の巨匠、初の酒エッセイ&コミック。描き下ろしマンガもついてます!!!

目次

おとな酒(もつ焼き屋の人;おでん屋の人;割烹の人)
旅酒(車中酒;マンガ「東北新幹線の思い出」;最果て酒;秘湯酒;ゆきあたりばったり酒;マンガ「土浦の思い出」)
場末酒(番人;夢の跡;敗北)
’70s酒の学校(1970年のビール;マンガ「K君の思い出」;1971年のウイスキー;1972年の梅酒;1973年の焼酎;1974年の日本酒)
赤羽線の男(マンガ「猫の思い出」)
別れの酒

著者等紹介

山科けいすけ[ヤマシナケイスケ]
漫画家。1957年東京都生まれ。1983年、「週刊ヤングジャンプ」にてデビュー。1994年、『C級さらりーまん講座』で第40回文藝春秋漫画賞受賞。2011年、『C級さらりーまん講座』『パパはなんだかわからない』などサラリーマンを描いた一連の作品で第15回手塚治虫文化賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナオ

3
ひとり酒の指南書。昭和の酒修行は過酷だ。2019/10/04

asobi

2
作風からもっと年配の人だと思っていたけど、結構近い人でした。学生時代の話はインパクトがあるけど、昭和が悪いっていうより、流されている世間て変わらないよなあって気になる。今のほうがヤバい(いい意味じゃなくて)かもしれないよ。王子駅の火事騒ぎは記憶に鮮明だが、飲み屋もカンバンもなくなってしまった。これも残念。2020/03/22

Kazuo Ebihara

2
昭和酒場とひとり酒をこよなく愛する 山科けいすけさんによる酒にまつわるエッセイ集。 旅先や街歩きで見つけた名もなき普通の居酒屋の描写がすごくいい。 とんでもない地雷を踏んでしまった話、最高でした。2019/10/07

123

0
C級サラリーマンの著者のお酒にまつわるエッセイ。背が高いからという理由で当時の流行だったスポ根を、半端ないレベルで実践していたバレー部にスカウトされ、そんな中学生時代からお酒に親しんできたという驚くべき酒歴史をもつ著者。漫画だけではわからない著者のキャラクターを垣間見ることができ、大人となった今だからこそできるお酒との付き合い方がステキに光る一冊でした。挿入された漫画も面白い。2020/09/18

たけぞ

0
旅行に行って、地元の居酒屋やスナックに入ってみたくなる本でした。最後の別れ酒はせつない。2021/04/25

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