今に通じる教えを3分で学ぶ 日本の名僧―その生涯と言葉

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今に通じる教えを3分で学ぶ 日本の名僧―その生涯と言葉

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  • サイズ A5判/ページ数 112p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784575314380
  • NDC分類 182.8
  • Cコード C0076

出版社内容情報

538年に大陸から伝わった仏教。時代を経てなお、わたしたちの暮らしのどこかにさりげなく、仏教は根づいています。そこには、はるか昔から、仏の教えを学び、人々を導いてきた僧侶たちの姿が…。ときには対立し、ときには挫折し、ときには苦悩しながら道を切り開いた開祖もいます。前人未到の体験に挑んだ僧もいます。本書は、人々の心を救ってきた名僧22名の生涯から、今だからこそ必要な教えを3分で簡潔に学ぶ1冊です。

内容説明

信念を曲げずに道を貫いた僧。自らの煩悩とすら向き合った僧。権力者と対峙し、疎まれた僧。民衆の中に身を投じ説いた僧。遠い古の時代から、人びとは悩み、何かにすがり、生きる光や癒しを求めてきた。心を洗い流し、力を見出すためのヒントはどこかにあるはずだ。今を生きる私たちにも。

目次

第1章 国家鎮護の教えとして仏教が庇護を受けていた時代―飛鳥・奈良時代の名僧(鑑真―不屈の精神で6度の旅に挑んだ伝戒の師;道昭―三蔵法師に師事し、衆生済度に尽くした日本法相宗の開祖 ほか)
第2章 密教の台頭と極楽浄土への憧憬―平安時代の名僧(空海―求道の道で密教と出逢い、その魅力を伝えた弘法大師;最澄―厳しく自己をみつめ、妥協なき信念を貫いた人生 ほか)
第3章 仏教があらゆる身分の人びとに浸透―鎌倉時代の名僧(法然―苦難を経て万人救済の道を確信;親鸞―戒律からも自由になり真理を求める「非僧非俗」の人生 ほか)
第4章 権力と世俗の狭間を泳ぎ、生き抜いた―室町・戦国・江戸時代の名僧(一休天皇ご落胤でありながら、反骨精神に満ちた風狂の聖;蓮如―不遇時代に積み重ねた忍耐で、本願寺教団の発展に寄与した ほか)
第5章 暮らしの中の仏教―基礎知識(暮らしの中の仏教行事;実はほぼ毎日 仏様ゆかりの日 縁日 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MOTO

1
『仏教』と一括りにしたとしても、宗派などと言って後々ばらけてゆく様に、偉い僧侶も個性があって、解釈の仕方がそれぞれで面白かった。私は何といっても『良寛』さんの宗教も宗派も超え、出世や名誉、諸々何も拘らず、生涯清貧を貫き生きた様に強く心惹かれる。鍋ひとつで洗顔も煮炊きも托鉢も済ませられる。煮炊きをする燃料は落ち葉が丁度良い程持ってきてくれる、なんて歌も詠んでいたよなぁ。良寛さんは誰よりもきっと花や鳥や風や月を眺めていた時間が多かっただろうなぁと思う。大変羨ましい事です。2019/09/12

茶々丸

0
何気なく観光等で訪れるお寺たちにもいわれがありそこには名僧たちの生き様がそこにはある2024/03/26

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