歩き続ける力

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歩き続ける力

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  • サイズ B40判/ページ数 177p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784575314342
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2018年に86歳を迎えたスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎。70歳を超えてエベレスト登頂に3度成功しており(70歳、75歳、80歳)、エベレスト登頂の世界最高齢記録保持者でもある。そんな三浦氏の体力を支えているのは、決して特殊なものではなく、自宅付近の道路を歩くトレーニングが主体。この本は86歳を過ぎても健康でいられる「歩く力」を身につける方法を、図や写真でわかりやすく紹介。また2019年1月に挑戦したアンデス山脈最高峰(7000m級)、アコンカグアの登攀記も掲載。

内容説明

65歳を過ぎて若さを取り戻し、86歳の今に至るまで歩き続けることができた経緯と、その手段である「歩く健康法」を具体的に記述。

目次

第1章 三浦雄一郎が歩き続けられる理由(すべては「一歩」の積み重ねだと考える;目標を失うことのマイナス面を知る ほか)
第2章 歩き続けるために必要なこと(歩くことの大切さを再確認する;走らなくてもいい。まずは、ゆっくり歩く ほか)
第3章 「歩き続ける力」を身につける方法(「生きる」ために楽しみな目的を設定する;「形から入る」ことでやる気を促す ほか)
第4章 歩き続けるための日常生活(自分の得意分野で楽しみながら脳トレをする;環境が変わっても、夢や希望の不思議な力を信じる ほか)
特別収録 86歳、南米最高峰に挑む(新たな目標の設定;高所登山が過酷な理由 ほか)

著者等紹介

三浦雄一郎[ミウラユウイチロウ]
1932年10月12日青森県生まれ。プロスキーヤー、冒険家。エベレスト・サウスコル8000mからのスキー滑走を始め、富士山山頂からの直滑降、世界七大陸最高峰からの滑降、70歳、75歳、80歳(世界最年長ギネス記録)と3回のエベレスト登頂を成功。クラーク記念国際高等学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

16
65歳の時には標高500メートル代の山をギブアップしたと書かれていましたが、そこからトレーニングをして、86歳で山に登るバイタリティが凄い。しかも三浦さんは北海道大学の獣医学部出という事で博識でもある。冒険家で長生きって何か相反する様な気もするけど、そういう人は撤退する勇気もあるんでしょうね。2019/11/08

uchiyama

3
これは随分前に一度読んでいて、再読。なんてことなくちゃっと読める薄い本だけど、読むと元気は出てくる。どうやって歩き出し、続け、死なないように工夫するかが、とにかく具体的に書いてあって。登山するわけじゃないし、こんな危険な冒険や実践とは無縁だけど、やっぱり、夢は10回口にすると叶う、みたいな抽象的な言葉に頼る思考法では、登れないんだ、と分かる。思考を具体的なものに留めることの明朗さにあふれてて、働いたり、日常を過ごす際の参考になります。2024/06/26

takao

3
新たしい目標設定、ヘヴィーウォーキング(リュックに数十 kg、ダンベルシューズ) 大目標、中目標、小目標 トレーニングは午後(夏は夕方) セサミン、ロコモア、シックスパッド、男性ホルモン注射とシリアス 近所を歩く、アンクルウェイト、インターバル、吐くことからはじめる 壁を全力で押す(1日1回)、 2020/10/29

後藤良平

2
本編の最初に「これは三浦さんの経験であり、全ての人に同様な効果があるとは限らない」と書かれていて笑った。元々の身体の力が常人とは違うのだから、そうなるだろう。とは言え、諦めるなという気持ちと自分の親と同じ歳までは生きようとする心構えは、参考になる。そして、重りを背負って歩くヘビーウオークで、膝の半月板損傷も克服したという話から、自分も何か直す方法があるのではと思えたのは嬉しい。しかし、心臓手術7回って、普通の人ならありえない。2回もすれば、気力も体力も持たないような気がする。年間No.20榴岡図書館2021/02/07

半べえ (やればできる子)

0
★★★★★2022/09/15

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