出版社内容情報
高森明勅[タカモリ アキノリ]
著・文・その他
内容説明
常に私たちに寄り添ってくださる陛下からわたしたちへの珠玉のおことばの数々。
目次
第1章 皇太子時代の天皇陛下―「人間として望ましい人格をつくることが第一」
第2章 揺るぎなき信念―「どうしても記憶しなければならないことが4つあります」
第3章 家族への感謝と昭和天皇への思い―「結婚を通して自分を高めたように感じています」
第4章 国民に寄り添い続けて―「天皇の役割を果たそうと努力できたことは幸せでした」
著者等紹介
高森明勅[タカモリアキノリ]
昭和32年(1957)、岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒、同大学院博士課程単位取得、神道学・日本古代史専攻。「皇室典範に関する有識者会議」のヒアリングに応じる。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当などを歴任。現在、日本文化総合研究所代表。國學院大學講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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dapiko
4
天皇陛下(上皇陛下)はなぜ国民の象徴なのか、天皇とはどのような存在なのかということの一端が見え、身近に感じることができる一冊だ。国民の象徴であるということにたゆまぬ努力を捧げられていることが分かる。 日韓関係についても2カ所言及されていた。「両国民の交流が盛んになってきていますが 、それが良い方向に向かうためには 、両国の人々が 、それぞれの国が歩んできた道を 、個々の出来事において正確に知ることに努め 、個人個人として 、互いの立場を理解していくことが大切と考えます 。」と仰っていて激しく共感した。2019/07/31
乱読家 護る会支持!
3
象徴天皇としてそのあり方を自らに問い続け、政治とは常に距離を保ちつつ、国民の心に寄添い続けておられる天皇陛下のお言葉。日本人でよかったと思える本です。 「ともどもに、よい判断とモラル·バックボーン(道徳的支柱)のある人になりたいものです。」(成人される前に) 「言ったことは必ず実行する。 実行しないことをいうのは嫌いです。」(31歳の誕生日を前に) 「立場上、ある意味ではロボットになることも必要だがそれだけであってはいけない。」(結婚10周年を機に)2017/12/19
Misaki
1
天皇陛下は今までいかに国民に寄り添って過ごされてきたのかを知る事が出来ました。国民に親しまれるのではなく、国民とともに歩む皇室。今まで被災地などに足を運び、同じ目線で国民と対話してきたからこその説得力があります。日本人としてとても誇りに思います。2019/07/02
HedgeHogs
0
・憲法 ・公務・人柄2017/10/30
百式改(公論サポーター東海)
0
日本国民必読の書だが殆どよまれないだろう。 道徳教育の教科書にすればとも思うがそれでは陛下の御心には添わぬか。2017/08/21
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