出版社内容情報
羽生春夫[ハニュウ ハルオ]
著・文・その他
内容説明
現代の認知症研究で“アルツハイマー型認知症の原因”といわれているのが、「アミロイドβ」と「リン酸化タウ」という2つのタンパク質。しかし、それらはちょっとしたことで蓄積を回避することができるという。また、ノーベル賞を受賞した「iPS細胞」や「オートファジー」を認知症の治療に応用する研究も進められるなど、根治への道も切り開かれつつある。認知症は、もはや不治の病ではない―。
目次
第1章 脳を知る―脳はワガママでデリケート(ヒトの脳はスーパーヘビー級!?;脳は「偏食」で「大食漢」 ほか)
第2章 認知症を知る―原因は脳に溜まったゴミやシミ!?(「認知症」と「もの忘れ」は別のもの!?;認知症の種類は1つではない! ほか)
第3章 認知症を防ぐ1 脳をいたわればゴミは溜まらない(認知症は“脳の生活習慣病”;「1日3食」「腹八分目」が決め手 ほか)
第4章 認知症を防ぐ2 ほどよくしごいて脳のゴミ掃除(認知予備能―脳は使わないと衰える;「虚弱老人」は脳も衰えやすい!? ほか)
第5章 認知症を治療する―“治せる”時代の医療最前線(治療のカギは“早期発見”と“早期治療”;知っておきたい認知症治療薬の現状 ほか)
著者等紹介
羽生春夫[ハニュウハルオ]
東京医科大学病院副院長、総合相談・支援センター長、認知症疾患医療センター長。東京医科大学病院高齢診療科主任教授。専門は老年病学、神経病学。日常の臨床では多数の認知症患者を診察し、早期診断法や有効な治療法を開発するとともに、市民公開講座などでも認知症の早期診断・早期治療および予防を呼びかける。日本老年医学会専門医・指導医・理事、日本認知症学会専門医・指導医・理事、日本神経学会専門医・指導医などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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