出版社内容情報
佐藤美由紀[サトウ ミユキ]
著・文・その他
内容説明
殺処分直前からの生還、そして災害救助犬に!人見知りで、ビビリ。夢之丞、成長の軌跡。
目次
プロローグ 運命が変わり始めた瞬間
第1章 殺処分対象犬から災害救助犬へ―託された夢
第2章 まだ見えぬゴールへ向かって―成長の壁
第3章 2014年8月20日広島土砂災害―長い一日
第4章 シャイ、そして漂い始めた威風―二つの顔
第5章 飄々と、あるがままの日々―笑う犬
エピローグ すべての犬、そして猫を救う存在へ
第6章 「広島の犬の殺処分ゼロ」を目指して!ピースワンコ・ジャパンの活動
ピースワンコ・ジャパンで里親を待つワンコたち
著者等紹介
佐藤美由紀[サトウミユキ]
広島県福山市出身。フリーライター。各種の雑誌や書籍に人物ルポや社会レポートなど、さまざまなジャンルの記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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書の旅人
8
「…北斗」夕方に自宅へ着いた時、入る前に隣家の犬にそっと声をかけた。小さな小屋の入口から、顔だけを出して横たわる犬の姿が見える。私の声に少し顔をあげたが、また横になってしまった。その家の三姉妹が犬を飼いたいとねだり、店で買われてきた柴犬だった。最初の2、3ヵ月は子どもたちとかけずり回る姿をよく見かけたが、やがて繋がれっぱなしになり、ほとんど小屋の中で寝ている様になった。ある日、中学生になる長女と会ったので、様子が気になっていたので訊いてみると、やはり病気だと言う。病院に連れて行ったのかと、さらに訊くと……2016/10/14
yk
6
ピースワンコジャパンの活動で知った。広島の殺処分ゼロに尽力している。この団体もワンコもほんとえらい。これからも災害は多く発生する。夢之丞みたいな救助犬をこれからも育てていってほしい。2018/07/05