出版社内容情報
廣田恵介[ヒロタ ケイスケ]
著・文・その他
内容説明
これは単なるプラスチックの欠片か。それとも憧れのキャラの下着か―。それは、溶けた合成樹脂が固まってできた男子のリビドー。それは、金型に刻まれたメーカーの創意工夫。「プラモデルのパンツのパーツ」はいつどのように生まれ、それを組み立てるユーザー心理はどう変化したのか―。これは、豊富な商品写真と共に振り返る美少女プラモの歴史書。そして、少年期に『うる星やつら』によって洗礼を受けた、オタク第2世代の著者による、青春の告白記。「考えなくていいこと」に全身を投じた無視不可能のノンフィクション!
目次
まえがき なぜ「プラモデルのパンツ」に執着するのか
第1章 美少女プラモの誕生―15歳の僕とラムちゃん
第2章 プロモデラーにとってパンツとは
第3章 ラムちゃんをつくった人々
第4章 80年代オタク文化と美少女プラモ
第5章 加速する露出と“魔改造”の矜持
第6章 それは恋愛か情欲か作品か商品か
あとがき 懐古でも回想でもない模型史と思春期
著者等紹介
廣田恵介[ヒロタケイスケ]
1967年、東京都生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。模型製作や映画の企画・脚本の手伝いのほか、工場などのアルバイトを転々とした後、アニメ会社のサンライズや複数のゲーム会社に就職。1999年、「週刊SPA!」(扶桑社)に記事を執筆してフリーライターとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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