出版社内容情報
あえば直道[アエバジキドウ]
著・文・その他
内容説明
政府を信用している国民、わずか19%!?アメリカはいま、強いリーダーを求めている。問題発言連発!彼が大統領になったらニッポンはどうなる!?
目次
第1章 アメリカ人は何に“キレて”いるのか―トランプ旋風の裏事情
第2章 「ザ・ドナルド」が「トランプ」になるまで―トランプ流「大成功の法則」
第3章 5分でわかるアメリカ大統領選挙
第4章 日米戦後史の深層―共和党と日本の相性
第5章 共和党の新世代リーダーによる「日本論」
第6章 日本とアメリカの未来
著者等紹介
あえば直道[アエバジキドウ]
1967年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学法学部卒。共和党全米委員会・顧問(アジア担当)。一般社団法人JCU議長。政治評論家。ワシントンD.Cにて、全米税制改革協議会(ATR)で経済政策を学ぶ中、米国保守政界の中枢に多数の知己を得る。2012年、共和党全米委員会(RNC)のシャロン・デイ共同議長の推挙により、同委員会・顧問に就任。2015年、米国最古で最大の草の根保守組織・全米保守連合(ACU)の日本側パートナーとして、JCUを設立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
20
今、アメリカはおろか世界中でもっとも注目されている男、ドナルド・トランプがどんな人物なのかを記した一冊。日本だとイロモノで危険な候補のように伝わっていますが、彼の「暴言録」を読んでみると一見すると滅茶苦茶な感じもしますがその言葉の意味するところを考えてみると思わず納得してしまうものが多いように思います。日本だと、昔の小泉総理のワンフレーズ・ポリティクスがそれに近いのではないでしょうか。トランプ氏の発する言葉の裏に、今のアメリカが抱える問題が見え隠れしているように感じます。2016/04/04
みじんこ
5
トランプはなぜ熱狂的に支持されているのかという話から、彼のこれまでの人生、大統領選の簡単なQ&Aまで様々な話を扱う。トランプは非常に頭がいい人だと思う。仮に大統領になったとしたら、様々な交渉をする上で一筋縄ではいかないと感じた。著者は共和党関係者であるため、特に四章では戦中の日系人の強制収容の歴史など民主党批判も目立つ。共和党の次世代リーダーたちとの簡単な対談もあり、一章の「減税を求めるアメリカ人のガッツ」も含めて共和党の考え方がよく分かった。減税と財政出動を通じた経済成長は我が国も参考にするべきだろう。2016/04/01
nori
4
Typical propaganda of GOP. However, since there are many anti Trump mass media, this may have role of neutralization. In fact, we may expect progress of Russo-Japan relation, while nikkei225 will try bottom since November, 2012. I hope not his success. 2016/08/07
Mishina Takayuki
1
読了。共和党全米委員会アジア担当による大統領選の記述でトランプ礼賛本に近い。確かに読んでいると実業家として素晴らしい点もあるがマイクを通じてどういう作戦かは知らないが言っていることには賛同しにくい。物事は多方面から探り本質を見極める一貫で読んでみました☺2016/08/06
96sann
1
共和党のアジア顧問の著者がトランプ氏を通して米国の政治をわかり易く解説。中心はもちろん氏だが、大統領選の流れや、共和党と民主党の違いや歴史など、今まで知らなかった知見を得た。ニュースの報道は話題になり易い一つの側面で、本著によりより立体的な見方になっていくのでは。機会提供のトランプ氏に感謝。2016/05/26