出版社内容情報
「えっ、ムカデが薬になるの!?」「幽体離脱は肝臓病!?」中国四千年の歴史の中で様々な試行錯誤を経て発展してきた漢方は、深く調べてみると常識をひっくり返されるような驚きの理論や品目、逸話がたくさん。「効率」「正しさ」「固定観念」にとらわれずに頭と心をやわらかくしておき、「人生を楽しむ」ことこそが漢方医学の神髄--そう唱える専門医が、漢方にまつわる「おもしろくてためになる」とっておきのエピソードを紹介するエッセイ集。これを読んで頭の体操をし、スッキリ気を楽にしておけば、ストレスになんて負けない人生を送れるはず。
内容説明
ミイラだって、石炭だって、ゴキ●リだって、みんなみんな「薬」にしてきた中国の人々。あふれる想像力で病気とつきあってきた中国四千年の漢方エピソードには、「現代ニッポンのストレス社会を生き抜くヒント」がたくさん詰まってる!漢方のフシギ、全部わかります。
目次
第1章 どんなものでも薬にする人たち―漢方とは「頭の体操」である
第2章 ゲテモノだって効くんです―漢方とは「いいところ発見力」である
第3章 限りない欲望、限りない想像力―漢方とは「ロマンを求めること」である
第4章 毒をも薬に変える応用力―漢方とは「逆転のポジティブシンキングである」
第5章 世界を変えた?漢方の副産物―漢方とは「想定外を楽しむこと」である
第6章 進化する最新漢方薬事情―漢方とは「現在進行形の医学」である
著者等紹介
村上文崇[ムラカミフミタカ]
漢方医・養生医学研究協会会長。1970年東京生まれ。東京大学文学部卒。上海中医薬大学卒。中国の医師免許取得後、上海の総合病院で漢方医として診療に従事。現在は帰国し、漢方、薬膳、セルフメディケーションを研究する養生医学研究協会を主宰。中国の医療事情、漢方、薬膳メニュー開発などに関するコンサルティングを行うTCMediCo代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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