読む漢方薬―ストレスに負けない心になる「人生の処方箋」

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読む漢方薬―ストレスに負けない心になる「人生の処方箋」

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575309003
  • NDC分類 490.9
  • Cコード C0076

出版社内容情報

「えっ、ムカデが薬になるの!?」「幽体離脱は肝臓病!?」中国四千年の歴史の中で様々な試行錯誤を経て発展してきた漢方は、深く調べてみると常識をひっくり返されるような驚きの理論や品目、逸話がたくさん。「効率」「正しさ」「固定観念」にとらわれずに頭と心をやわらかくしておき、「人生を楽しむ」ことこそが漢方医学の神髄--そう唱える専門医が、漢方にまつわる「おもしろくてためになる」とっておきのエピソードを紹介するエッセイ集。これを読んで頭の体操をし、スッキリ気を楽にしておけば、ストレスになんて負けない人生を送れるはず。

内容説明

ミイラだって、石炭だって、ゴキ●リだって、みんなみんな「薬」にしてきた中国の人々。あふれる想像力で病気とつきあってきた中国四千年の漢方エピソードには、「現代ニッポンのストレス社会を生き抜くヒント」がたくさん詰まってる!漢方のフシギ、全部わかります。

目次

第1章 どんなものでも薬にする人たち―漢方とは「頭の体操」である
第2章 ゲテモノだって効くんです―漢方とは「いいところ発見力」である
第3章 限りない欲望、限りない想像力―漢方とは「ロマンを求めること」である
第4章 毒をも薬に変える応用力―漢方とは「逆転のポジティブシンキングである」
第5章 世界を変えた?漢方の副産物―漢方とは「想定外を楽しむこと」である
第6章 進化する最新漢方薬事情―漢方とは「現在進行形の医学」である

著者等紹介

村上文崇[ムラカミフミタカ]
漢方医・養生医学研究協会会長。1970年東京生まれ。東京大学文学部卒。上海中医薬大学卒。中国の医師免許取得後、上海の総合病院で漢方医として診療に従事。現在は帰国し、漢方、薬膳、セルフメディケーションを研究する養生医学研究協会を主宰。中国の医療事情、漢方、薬膳メニュー開発などに関するコンサルティングを行うTCMediCo代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネオ

25
図書館本。中島たい子著の漢方小説を読んで、もう少し知りたいなと思い手にとりました。身近なものからマイナーなものまで漢方薬についてあらゆる視点から語られている。読み口は軽いので読み易い。珍しいとこで古銭、人魄、阿魏、太歳などから、処女鑑定や親子鑑定、蠱毒にまつわる話、毒にまつわる話、エクストリームな話、人面瘡、華佗や太宗など歴史的など話などなど漢方薬への意識が変わります。2017/02/04

Salsaru

8
材料と歴史がメインで薬と効能の解説をする。材料の説明は虫が苦手だとグロテスク。期待していたものと違った。2015/07/19

tmotsubo

2
カバーが可愛くて目に止まり、紙質が良くて手につき、内容も堅くなくて、するりと読破。元々漢方にちょっと興味があって触りは学んでいたが、陰陽理論とか漢方の作用とか、昔の中国人はエスパーか?!とツッコミ満載疑問満載だったのが、少し納得出来た。何でも薬にしようぜ新しいもの取り入れようぜ何となく効くし載せようぜの精神と、幾たびのトライ&エラー!日本人が怖気付いてるそばから中国人は驚くことをやってのけてたのがわかった笑 正しいことにしか興味がない病の現代人の心の漢方薬となるストーリーでした!2015/10/28

2
お題:漢方 なゆるーいエッセイ。くすっと笑っちゃうような、やわらかな語り口で息抜き読書にもってこいでした。ゲテモノなお薬、不老不死、毒、そして現代社会に適応している最新漢方……とカバーされているトピックスも幅広く。 内容にぴったりな装丁と紙の質感も嬉しい。2015/08/08

まりり

1
中国のおおらかさ、想像力が漢方を生んだのだと感じた。漢方はオモシロい。2018/03/09

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