出版社内容情報
散らかり放題の実家を何とかしたい。「まだ使える」「もったいない」と一向にモノを捨てる気がない親とどう戦い、どのように断捨離を実践するか? 『断捨離』のやましたひでこが自らの体験と豊富な実例を紹介しながら書き下ろす紙上断捨離セミナー「実家の片づけをめぐる親子の葛藤編」。親の家の片づけの前に「モノからだけでなく親や世間体からも自由になる方法」を説きます。
内容説明
実家は子が片づけるものなのか!?モノがふれる家、モノを捨てたくない親を何とかしたいと思うあなたへの究極の一冊。
目次
序章 実家は子が片づけるものなのか
第1章 「捨てられない親」との戦い(やましたひでこの場合)
第2章 溜め込む理由と「よかれ」の無意識
第3章 三度目の親離れで「期待」を手放す
第4章 親と自分を「鳥の目」で見直す
第5章 実家の断捨離を愉しむ極意
著者等紹介
やましたひでこ[ヤマシタヒデコ]
東京都出身。早稲田大学文学部卒。学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。処女作『断捨離』(マガジンハウス)は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
23
あまり…。ハウツーを求めて読んでいるのに自分の親との確執エッセイが多く親の気持ちを無視した断捨離に共感できず辟易。息子に価値観を押し付けていると言われて以後一切息子の生活に関与しない、部屋にも絶対入らないって…なぜ極端から極端に走るんだ。なんか頭の良い人とは思えなかった2015/08/12
kum
22
実家の断捨離が一筋縄でいかない理由の根っこにある親子関係について、ご自身の母親との確執も絡めて書かれたもの。親と子両方の視点で気付かされることの多い内容だった。必要なのは「親離れ」。それは離れて暮らすことだけでなく、無意識下で心に住み続けている親に対する感情を手放した上で、親の人生を尊重し、自分の人生を生きることだと言う。子離れもしかり。親として子に言われたくないことを、つい親には言ってしまうことが自分にもある。親には親の人生があり、子には子の人生があるという言葉を噛みしめた。2022/12/06
刹那
14
P177のごきげんな人を見ていると羨ましくなる。親が断捨離を始める理由はダンシャリアンのごきげん。この一言につきます。に心打たれました。実家の断捨離したいと思って張り切ってたけど、とりあえず、私の身の回りを今よりスッキリさせて、きもちを上げることにします(◍′ω‵◍)後、P188にかいてある捨てづらいものは、感謝と謝罪の言葉をかけて捨てるは、今してるし、子供にもちゃんと伝わっているようで、子供たちも、ありがとうって言いながら、履けなくなった靴や服を捨ててます(๑′ᴗ‵๑)2015/08/11
nafko
11
片付けではなく、その前段階の、自分自身や親との向き合い方を説いた本。もう我が家は両親とも認知症が進んで、コミュニケーションは期待できない状態。施設から実家に戻る日もこなさそうなので、あとは自分の気持ちの整理をつけるのみだ。2023/02/19
kiho
11
断捨離の精神的な意味…片付けなければわからない…よしっ⭐2017/02/02
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