出版社内容情報
2014年、稲川会高田一家総長の座を二代目に譲り、長年のヤクザ人生に区切りを付けた著者。稲川会のため、髙田一家のために、体を張ってきたからこそ知り得る業界の真実がある。ヤクザとは、シノギとは、博徒とは――その波乱に満ちた半生とともに書きつくした珠玉の一冊。また、東日本大震災の発生時に行ったボランティア、金、物品、シノギについても詳しく述べられている。
内容説明
「ヤクザのことはヤクザにしか分からない」博奕、カジノ、正業、警察、獄中、銃撃事件から東日本大震災の任侠ボランティアまで…半世紀にわたる極道人生をすべて明かす!
目次
第1章 稼業入りと盃(博徒と的屋と愚連隊;親分子分の盃 ほか)
第2章 カジノとシノギ(拳銃を持って殴り込み;バカラと手本引き ほか)
第3章 ヤクザと震災(「暴力団排除」が日本をつぶす;大地震発生 ほか)
第4章 ジャパニーズ・ギャンブラー(ラテンアメリカへ;本部長に大勝 ほか)
第5章 さらば総長(暴走族退治;総長の錯乱 ほか)
第6章 逮捕(カジノとゴルファー;プロゴルファー事務所銃撃事件 ほか)
第7章 懲役(神戸刑務所へ;三代目山口組田岡親分の死 ほか)
著者等紹介
高田燿山[タカダヨウザン]
昭和20年10月9日、埼玉県深谷市生まれ。稲川会初代高田一家総長。高校生の頃から愚連隊として活動し、松本少年刑務所、府中刑務所と言わば“エリートコース”を歩み、府中刑務所を出所した26歳のときに上州田中一家・大澤孝次総長から盃をもらった。その後、稲川会・稲川裕紘三代目会長から盃をもらって稲川会直参になり、裕紘会長の会長秘書も務め上げた。2011年に初代高田一家を立ち上げ、総長となる。2014年に高田一家を二代目に譲り、今はカタギとして埼玉県内で暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。