内容説明
怪物たちがいた時代、リングには熱狂があった―悪いヤツほどホントはあったかい!秘蔵ショット満載!新日本プロレス昭和黄金期「熱狂の裏側」。
目次
第1章 時代を創った男たち
第2章 悪に徹した男たち
第3章 華のある男たち
第4章 プロフェッショナルな男たち
第5章 シュートな男たち
第6章 とんでもない男たち
第7章 忘れがたい男たち
第8章 愉快な男たち
第9章 愛すべき無名の男たち
第10章 旅は道連れ世は情け―巡業珍道中記
著者等紹介
ミスター高橋[ミスタータカハシ]
1941年、神奈川県横浜市出身。柔道三段。パワーリフティング・ヘビー級初代日本選手権者。プロレスラーとしてもアジア各地を転戦する。72年、レフェリー兼外国人レスラー担当として草創期の新日本プロレスに入団。「金曜8時ゴールデンタイム」時代を含め、25年あまりにわたりメイン・レフェリーとして活躍する。一時期はマッチメイカー、審判部長も務める。98年、現役レフェリーを引退。引退後は都内の高校で「基礎体力講座」の講師を務め、現在は高齢者の介護予防運動指導や執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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GAKU
64
80年代前後「金曜8時のゴールデンタイム」時代、名物レフリーとして活躍したミスター高橋。来日外人選手の世話役でもあった彼が、当時の悪役レスラー達の素顔を明かした1冊。悪役達とのプライベートショットも多数掲載。アンドレ・ザ・ジャイアント、タイガー・ジェット・シン、アブドーラ・ザ・ブッチャー、フレッド・ブラッシー、ハルク・ホーガン等々当時の超人気レスラーから、マクガイヤー兄弟、キラー・カール・クラップ、ヘイスタック・カルホーン、グレート・アントニオ等々当時のプロレスファンにはお馴染みのレスラー達も多数登場。⇒2017/05/25
山田太郎
57
タイガージェットシンが仲良く写真に写っていたりして、表情みても案外いい人なのかとおもったりした。思ったより面白かった、全然期待してなかったので。ハンセンとかブロディのあたりで止まってるからな、ぼくの場合。2016/02/23
kj54
5
写真を眺めているだけでも楽しい。ピーターの肉体の変遷を見るだけでも価値がある。それにしても、グレート・アントニオのエピソードが強烈というかなんというか。2015/07/24
サイエン
4
知っていたレスラーはごく一部、でも楽しく読めました。プロレス黄金時代がよみがえります。2015/04/05
ジュンジュン
3
レフリーとして70年代から80年代に活躍した著者のもう一つの顔は、外国人世話役。豊富な写真とエピソードで、当時を懐かしみつつ振り返る。元がブログ連載のためか、各章が短いのと無名レスラーもかなり登場する。プロレスが没落時に暴露本を出して加速させた著者が、再生を果たした近年にほっこり本を出すというのもなんだか皮肉だなあ。2018/04/17