感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
14
すごく厚い!そして熱い!コミティアには委託で何度か友人のサークルに本を置かせてもらい参加しました。いつか直接参加してみたいです。「閉じる」が詩情豊かなスタイリッシュな怖さが光っていました。あと南研一さんの漫画とコメントに泣きました。プロの道を進んだ人が多い一方、普通の会社員の道を選んだ人の、熱く輝いていた時代の作品が読めて幸せです。「魔女が飛んだり飛ばなかったり」も感動しました。漫画って、創作って素晴らしい。2014/07/14
ふぇび
10
同人誌即売会で一番好きだった創作系のコミティア。まるで宝箱のように様々な作品が読めて楽しかった記憶が蘇ってきました。収録されている作品はどれも未読でしたが、コメントで当時読んでいた「KASAR」が載っていたのは嬉しかった!(でもまだ終わってなかったのね・・・)。これは2,3巻も購入しなきゃ!ですね^^2014/10/11
ひかり
9
ずーっと積んでた。気になる作家さんのとこを読んで読了ということにしよう。作品の質とか内容が悪いんじゃない。逆に濃すぎて大変!ダンジョン飯の九井さんの作品もあり。歴史の長い方なんだなあ。2016/09/11
pugyu
9
ふー読み応えあった。なんせ辞書みたいに自立する本ですから。創作とは同人漫画とはというのを改めて考えさせられました。のちに商業誌に掲載されたものもあるけれど、基本的には、出版社や編集者などのフィルターを通さずに、自分の中から何かを出して見せると言うもの、自由に描くというのが同人漫画なんだなと思います。何も考えずに楽しんで読むこともできるし、実験的だなと感心したり、自分に振り返って考えたりすることもできる。まだ1冊目なので掲載作品のジャンルの幅は狭いけど、太田モアレさんの漫画が読めて嬉しかったです。2014/06/12
口無
8
濃い!とにかく濃い!何もかもが濃厚すぎてお腹いっぱいになるのに、更に続きを貪るように求めてしまう魔性の一冊です。特に印象に残ったのが、TAGROさんの「R.P.E」主人公のドロドロとした自尊心に、グサグサとフォークを突き立てていく彼女。要するに、甘えてんじゃねーよってことなのかしら。2015/08/27