内容説明
ラグビーを取り巻く世界は大きく変化した。迷走していたジャパンも、変わった。ラグビーワールドカップへの急行旅―2015イングランド大会を経由して、2019日本大会はすぐそこだ。RWC2019に向かう旅の半ば、「いま」を見つめる6つの素描。
目次
第1章 ユース世代を見よ!―2019年W杯日本大会、そしてその先の未来のために(直江光信)
第2章 新・国立競技場を考えるヒント(生島淳)
第3章 ジャパンな人々―日本代表の軸となる4人の現在地(向風見也)
第4章 Use it or Delete it―私はいかにして心配の種を削除するようになったか(中尾亘孝)
第5章 キングスホルム経由釜石行き(佐々木典男)
第6章 さいはての鈍行列車(時見宗和)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳥義賊
1
ラグビー狂会本は全部読んでいると思うが、だんだん尻すぼみというか、熱量も濃度も減少している印象を受ける。固定化した執筆陣の高齢化や、ラグビーに対する社会的関心度のせいかもしれない。私的なロマンを求める人達に求めるのは筋違いかもしれないが、ラグビー文化も変容しているのだし、伝える側も「古き良き」のなかから出てこないといけないのではないだろうか。2014/05/11
ざび
1
やっと発刊されました。まずは中尾氏を読む。ファンだから?いいえ!悪文は初めに読んでおかないと気分が悪いから。後は大丈夫と思ったら、最後の方がまた酷い文章でした。これで1,600円を支払わせて恥ずかしくないのだろうか?ラグビーコメンテーターがみんな馬鹿と思われます。中尾氏は岩渕GMやヘッドコーチの考えを勉強していないようだ。私の方がよほど知っている。他の方々の作品は、きちんとした文章、データ、考え方で勉強になりました。頼むからまっとうな文章でお金の取れる内容にするよう出版社に頑張って貰いたい。それこそ2012014/03/13