内容説明
裁判所での公判傍聴から裁判記録、供述調書の読み込み、関係各所への取材を敢行「暴行事件」の一語で語られる性犯罪事件の深部と、被告たちの心理プロセスに光を当てた異色のクライムノンフィクション。
目次
第1章 好色ストーカー―女性を追い詰める理不尽な蛮行
第2章 劣悪セクハラ鬼―立場を利用した卑劣な強姦手段
第3章 逆恨みレイプ犯―身勝手な思い込みによる凶行
第4章 ハレンチ詐欺師―言葉巧みに女性を騙す悪辣な手口
第5章 妄想系変態―歪んだ欲望を爆発させた男たち
第6章 無差別強姦魔―許されざる鬼畜の所業
著者等紹介
宇野津光緒[ウノツミツオ]
1952年、東京生まれ。立命館大学産業社会学部、立教大学文学部キリスト教学科中退。数社の週刊誌専属記者を経て、事件・社会分野を中心に人間ドラマを追うノンフィクションライターへ。さまざまな事件を法廷の内外に取材した著書『法廷ドキュメント・23の事件と被告たち』(恒友出版)で第7回JLNAブロンズ賞審査員特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨクト
18
帯とまえがきには立派なことが書いてあるけど、内容は薄っぺらく、軽く、レイプという最低の犯罪をテーマにしているとは思えないほどだった。週刊大衆で連載されていたようで、所詮ゴシップとしておっさんに読まれているだけで、本格的な考察は皆無であり、やりきれない僕は珍しく批判的な感想を書いているわけである。2013/04/22
garth
9
到底本当とは思えないような話がいくつかあるんですが ラブラブのカップルがセックスしまくる→コンドームを使い切る→買いに出かけた奥さんが車に轢かれて死亡→残された旦那が復讐のために車を運転していた女をレイプ とかどうなのよ……2013/04/30
JunTHR
2
げっっっっすい!!おうぇっっ!!まえがきで匂わせたわりに、分析やらはほとんど無く、ひたすらにゲスい最低卑劣なレイプ事件の概要がずらっと30件。とてつもなく胸糞悪くなる。事件としてびっくりするような内容は盛りだくさんながら、判決などの詳細はナシ。まーー、ゲスい。あとがきで性犯罪や更生について書かれているけど、とってつけたような薄いもの。うー、気分悪。元は「週刊大衆」の連載だそうで、まぁそういうことですね。2013/04/30
Daisuke Oyamada
1
本書はレイプの事例が30紹介されています。 復縁逆ギレ、空き巣の流れ、失恋、貢いだ末の監禁、パワハラ、逆恨み、イジメの復讐、睡眠導入剤、SEX接待、肛門フェチ、配電盤の点検作業員、裁判長も激怒したジン浣腸など。 確かに女性の対応や行動も問題あったのではないか。 そんな事例もたくさんありますが、 やっぱりレイプするほうが悪すぎます。 印象的な事例があったので、1つ紹介したいと思います。 愛妻を轢殺された男が犯した「加害者女性復讐レイプ」・・・ https://bit.ly/3dHKybt2022/08/16
ナツ
1
裁判の実録というよりは、犯行内容・性行為をメインにしており短編のエロ小説のよう!実際どの程度事実か分かりにくい!2015/12/12