出版社内容情報
人間関係を構築する極意は「相手に好かれること」だ。なぜ、ヤクザとよばれるアウトローたちに、自ら近づき、付き合いをもつ者がいるのか。その答えは、知らず知らずのうちに相手をたらし込むヤクザの驚くべき人心掌握術にあった。ビジネスにも使えるそのノウハウを伝授する。
内容説明
出会った瞬間、心の隙間に入り込む。アウトロー式心理テク。
目次
１ 出会う―一発でキメる初対面アピール術（初対面で「生まれや育ち」をあえて話す；勝ち組ヤクザは「実」を捨てて「名」を取る ほか）
２ 付き合う―非常識・人間関係構築術（無闇な名刺交換は「座布団」を下げる；自分が紹介される「場面」を強く意識しろ ほか）
３ 仲を深める―相手を惚れさせる自己演出術（６畳間に住んでもベンツに乗れ；ファッションは一点豪華主義が正しい ほか）
４ 取り込む―知らぬ間に骨抜きにする対人術（下戸でも付き合うヤクザ流酒飲み術；相手は常に「空気椅子」で気遣え ほか）
５ 掌で転がす―いつも慕われる心の操縦術（部下を動かすには「空気を入れる」；相手の心を操る「マッチポンプ」テク ほか）
著者等紹介
上野友行［ウエノトモユキ］
福岡県出身。風俗情報誌、青年実話誌編集者を経てフリーライターとなる。ヤクザから暴走族まで裏社会系記事を専門に、現在数多くの媒体に執筆中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
人付き合いを行う上で、上手くマウントを取ることは重要である。露骨な方法でやれば反感を買うだけだが、やり方によっては露骨さは充分に取り繕う事ができる。知っていれば無駄に負い目を感じることはないが、知らなければつい引っかかってしまい相手の術中に嵌ってしまう。それを避けるためにも知識を持っておくことは重要である。2017/07/29
ハパナ
2
直面した問題をいかに解決するかではなく、欲しい成果から逆算していかに手に入れるか。世間一般の商売であれば需要に対して供給を満たす、若しくは供給により未知の需要を掘り起こす事により成り立っています。自分の供給にあった需要を自ら作り出す、いわゆるマッチポンプを多用する所に特徴があると思います。お笑いにも”緊張と弛緩”がセオリーの様に言われていますが、自分のウデで作り出すという点で共通点が多いのかもしれませんね。 2017/11/06
そとかわ
0
なかなか面白かった。裏社会ならではの交際術から、一般社会人としてのビジネスまで使えそうな物があった。2016/12/17
糸色句
0
同著者の『「隠れ不良」からわが身を守る生活防衛術』を読んだ後に読んだため、内容的にかなり被る部分があるように感じた。 が、内容的には具体的な事例と一緒に紹介されているため、わかりやすく感じた。2016/01/25
そらパパ
0
まあまあでした2014/04/09
-
- 和書
- 彼女は頭が悪いから
