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出版社内容情報
福島原発事故は果たして「想定外」だったのか? 浜岡原発の地震発生確率84%の信ぴょう性は? 地震予知が当たらない本当の理由 打ち出の小槌と化している東海地震 日本の防災をダメにしている元凶など、地震学研究一筋35年の東大現役教授が語る、知らないと損をする大震災と原発事故の危ない真実。
内容説明
日本の地震予知研究は、開始から既に約半世紀が経過している。それにもかかわらず、いまだに一度も予知ができていない。それは一体なぜなのか?地震研究一筋35年の東大現役教授が、地震予知研究の問題点と防災体制の盲点を包み隠さず語った初の著書。
目次
第1章 3・11「東日本大震災」の衝撃(地震・津波・原発事故の複合災害;与謝野馨・経済財政担当大臣の「神様の仕業」発言 ほか)
第2章 福島の原発事故は「想定外」だったのか?(原子力発電所を直撃した巨大津波;「想定外」というごまかし ほか)
第3章 「予知はできない」と知っているのに知らん顔の御用学者たち(血税3000億円が投入されてきた「地震予知」;「地震を予知できるのは、愚か者とウソつきとイカサマ師」 ほか)
第4章 世にも不思議な地震予知を斬る(東日本大震災に前兆現象はあったのか;学者の研究発表の場は大衆誌? ほか)
第5章 震災大国・日本の進むべき道(阪神・淡路大震災までは順風満帆?だった地震予知業界;2010年には地震予知はできていた!? ほか)
著者等紹介
ゲラー,ロバート[ゲラー,ロバート][Geller,Robert]
1952年アメリカ・ニューヨーク州生まれ。77年カリフォルニア工科大学地球惑星科学研究科博士課程修了。理学博士。同研究科特別研究員、スタンフォード大学地球物理学科助教授を経て、84年より東京大学理学部(当時)助教授、99年より同大大学院理学系研究科・理学部教授。東京大学で初めての任期なし外国人教員。主要研究テーマは、地震波動論及び数値シミュレーション、地球の3次元内部構造、地震予知の可能性の有無。英国の科学誌「ネイチャー」(91年7月25日発行)に論文「ゆらぐ日本の地震予知」を発表、米国の科学誌「サイエンス」(97年3月14日発行)に論文「地震は予知できない」を発表するなど、地震予知研究の問題点を一貫して指摘し続けている。最近では「ネイチャー」(11年4月28日発行)に発表された論文「日本の地震学、改革の時」が、多くのメディアから注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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