飯島敏宏―「ウルトラマン」から「金曜日の妻たちへ」

白石 雅彦【著】

双葉社（2011/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 377,／高さ 22cm
• 商品コード 9784575302981
• NDC分類 778.8
• Cコード C0095

内容説明

「ウルトラマン」生みの親のひとりであり、「木下恵介人間の歌シリーズ」「金曜日の妻たちへ」など、昭和の名作ドラマを生み出した稀代のテレビディレクター／脚本家・飯島敏宏、初の本格的評伝。数十時間に及ぶインタビューと、徹底した一次資料の調査を通じて、洒脱なエンタテインメント作家の全貌を、また黄金時代のテレビ界を生き生きと描き出す。志村喬、渥美清、田村正和、金城哲夫、実相寺昭雄、マキノ雅弘、木下恵介、山田太一ほか戦後映画史を彩る名優、名人たちの回想多数。千束北男名義での未映像化シナリオ「ウルトラＱ」「戦え！マイティジャック」「ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＡＧＡＩＮ！」ほかを収録。

目次

第１章　飯島敏宏の原風景（山の手の下町；幼少期　ほか）
第２章　『月曜日の男』とスタジオドラマ（小松班ＡＤ；ディレクター誕生秘話　ほか）
第３章　ウルトラシリーズと映画部の時代（映画制作部の始動；初仕事は助監督　ほか）
第４章　『人間の歌シリーズ』から『金曜日の妻たちへ』（木下恵介プロダクション始動す；木下恵介作品だった『冬の旅』　ほか）
補遺　飯島敏宏短編小説＆シナリオ選（短編小説『一夜嵐』；短編小説『豆兵隊』　ほか）

著者等紹介

白石雅彦［シライシマサヒコ］
１９６１年秋田県生まれ。映画評論家、脚本家、映画監督。著書に『怪奇大作戦大全』『帰ってきたウルトラマン大全』（以上・共編）『平成ゴジラ大全』『ミラーマン大全』『円谷一ウルトラＱと“テレビ映画”の時代』ほか。脚本家としては「ソニックＸ」「ディノブレイカー」「大正野球娘。」に参加。日本脚本家連盟員。徹底した取材と、映画史の該博な知識に裏付けられた精緻な分析に定評がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[tkm66]

テレビ文化の重要人物なのに初評伝。記録に残り辛い番組経歴を初めて知る。それにしても読み難い。

2016/02/07