内容説明
『ジロ・ディ・箱根』とは、いまも実在する国内最高峰の草レースである。賞金も金メダルももらえないのに、箱根の山のまっただなか、自転車一台、体ひとつでここまで熱くなれる男たちが確かに存在した!ホイールとともに人生はまわる。『バイシクルクラブ』誌に好評連載された自転車青春ストーリーを大幅加筆修正。
目次
プロローグ Il presente 1―2008年、秋
第1章 黎明期―箱根ヒルクライム・トレーニング 1998、夏~2001年、春
第2章 ボクたちが英雄になった日―ツール・ド・箱根 2001年、夏~2002年、秋
第3章 箱根という戦場で闘う戦士たち―ジロ・ディ・箱根1 2002年、初冬~2003年、晩夏
第4章 闘病、そして蘇生―リハビリテーション・トレーニング 2003年、秋~2004年、春
第5章 復活そして未来へ―ジロ・ディ・箱根2 2003年、初夏~2004年、盛夏
エピローグ Il presente 2―2008年、秋
著者等紹介
エンゾ・早川[エンゾハヤカワ]
小説家、詩人、革命家。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒。神奈川県茅ヶ崎市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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空隼
2
自己満足本2013/11/25
む け
0
自転車屋さん主催のローカルな箱根周遊自転車レース。 実話と思うんだけど、小説のようでもあり。 公式なレースよりも、気心が知れた仲間だけでのレースは、非常に楽しそうでした。 また、自転車に乗ってみようかなぁと思える話しでした。2016/05/07
キミ兄
0
小説なのか実体験なのかわからないが自転車乗りを突き動かす得体のしれない衝動はうまく書かれている。しかしヘルメット被れよ。☆☆☆☆。2013/02/19
max99
0
人生を楽しんでいる筆者さんを羨ましく感じました。趣味が仕事って感じで。事ある毎に、「十字切って、キス」ってのが少しキザぽくって寒く感じました。ホントのキリスト教徒の外人さんがやるのはカッコいいんですがね・・・。2010/10/12
じぇーん
0
大人の自転車青春小説だった。期待しないで読み始めたけれど自分自身が最近自分を愛することイコールからだを知って愛することだと強く重い始めていることもあって大いに共鳴した。2010/01/04