内容説明
元国立がんセンター外科医をはじめ、末期ガン治療に挑む12名の医師と注目に値する部位別24症例を掲載。研究者の視点でとらえたガン克服の可能性と統合医療。
目次
第1章 驚くべき機能性食品との出合い(医師も予想できなかった劇的変化;『統合医療と健康を考える会』の発足;ガン完治のためのアプローチ;低分子フコイダンの三大作用とは;「糖鎖」に作用し、ガンを正常細胞に戻す;臨床による情報の積み重ねと共有を)
第2章 西洋医学の限界と理想の医療(理想の統合医療を実現するために;望みあるところに光あり)
第3章 統合医療に挑む医師たちの快復症例(ここに来て本当によかったと思われる医療の提供を;最も治る確率の高いガン治療を求めて;体も心も元気になる前向きのガン治療を;特別寄稿 末期癌克服への統合医療)
第4章 ここまで解明されている低分子フコイダン(フコイダンの基本的構造;腫瘍に対する免疫活性;ガン細胞の転移・浸潤に及ぼす抑制効果;低分子フコイダンによる血管新生抑制作用;ガン細胞のアポトーシス誘導効果とは;低分子フコイダンの今後の課題と展望)
第5章 おわりに
著者等紹介
白畑實隆[シラハタサネタカ]
1978年九州大学大学院農学研究科食料化学工学専攻博士課程修了。農学博士。1987年米国オレゴン州立大学の生化学生物物理学科に訪問助教授として留学。1989年から九州大学助教授。1995年から九州大学大学院農学研究科遺伝子資源工学専攻細胞制御工学教室教授、2003年から九州大学大学院システム生命科学府生命工学講座教授併任。日本動物細胞工学会会長歴任、同評議員、日本農芸化学会西日本支部評議員、日本栄養・食糧学会評議員及び西日本支部評議員、国際学術雑誌Cytotechnology共同編集者、国際学術雑誌Science and Engineering Ethics編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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