内容説明
人生も自転車もやりなおせる!生きる苦難とオマタの痛みにうちひしがれたすべての迷えるロード乗りに贈る“じてんしゃ福音書”。
目次
第1章 ライフ・ワーク
第2章 箱根すぺしゃる
第3章 ミッション
第4章 汗と涙は流すけど決して血は流さない革命本部
第5章 宗教的自転車論
著者等紹介
エンゾ・早川[エンゾハヤカワ]
作家、イラストレーター、革命家。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒。1969年9月22日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
6
ロードバイクに乗って下ハンを握って走ると、クロスバイクよりも重いギアを楽に踏めることに気が付いた。「ラクダのこコブのある自転車乗りになりたい」って本を書た人がいたが、私は、クランクの上死点で、太ももにお腹が触れるぐらい前傾した方が力が出る気がする。そのようなポジションの方が明らかに重いギア楽に速く回転させるとができるのだ。おそらくクロスバイクに乗っている時より、多くの筋肉を動員出来ているのだろう。皆さん、本に書いてあることを鵜呑みにせずに、トライアンドエラーを繰り返し、自分にあった走法を身につけましょう♪2010/03/15
takeapple
5
ラクダのこぶができたらいいなあ。私の自転車はランドナーだけど、わたしはこれでレースに出るしかないので、ロードバイクと闘わなければならないので、読んでもみた。ロードバイクがほしくなった。2009/03/02
ドリさん
1
自転車のるときは、骨盤をたてて、背中を丸めて乗るってこの人が言い出したことだったんだって初めて知った。 2012/12/10
sonohey
0
自転車店店長のエッセイ。かっこよく自転車に乗りたい、ヘルメットがない方がロードはかっこいい、という考えには共感。ただ、プロのテクニックの分析は(長々として読みにくいが)よいとして、妙に(「勝負師」ではない方の)エゴイスティック、排他的な姿勢が鼻につく。それを差し引いても、プロローグと『シャカリキ!』話にはテンション上がる。2014/04/23
おもち
0
先に読んだ本のどこかにあったのですが自転車屋のときは「エンゾ早川」で小説家のときは「エンゾ・早川」になるのだそうです。ということはこの本は小説になります。私小説というやつでしょうか。個人的に小説としては全体的に冗長に感じてしまいましたが自転車に詳しい人ならまた見方が違うかもしれません。ラクダのコブについてのくだりは興味深かかったし加賀谷くんや金子先生のエピソード、そしてエピローグは面白かったです。(エピローグの部分だけをショートショートとしてみたら面白いと思いました)2011/02/21