内容説明
完璧を目指す母親が子どもをダメにしがちです。話題集中の野原家流「ストレス知らずの子育て術」。野原みさえの元気な母ちゃん実践編。
目次
1 とりあえずこれだけは―みさえ流・親としてやるべきこと(汚されたら健康に育ってるなと喜んでいい;あちこちにぺこぺこ謝るのは親のつとめ ほか)
2 家事お手抜きママはストレス知らず(朝ごはん、がんばりすぎないで;子育て中の掃除はほどほどに ほか)
3 人付き合いだけは一流で(子育て中は「みんなでごはん」が絶対楽しい;夫婦げんか、上手に仲直りすれば大丈夫 ほか)
4 チャレンジする姿が子どもを育てる(休日は家族で自然の中に出かけていこう;困っている人は放っておけない ほか)
番外編 もしも、離婚の文字がちらつく事態になってしまったら
著者等紹介
汐見稔幸[シオミトシユキ]
1947年大阪生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院博士課程修了。東京大学大学院教育学研究科教授を経て、白梅学園大学副学長。専門は教育学、教育人間学、育児学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そる
40
これはクレヨンしんちゃんのみさえからお母さんはこんな感じがいいですよー、という本。全然手抜きで良くて、子供には色々手とか口とか出すよりも、母の姿を見ておけって具合の方がいいみたいで、人付き合いを良くして、うちに人を呼んだり、子供をちょっとだけ近所の人に見てもらったり、子供ばっかりに関心向けず、自分のやりたいこともやって、何かに挑戦したりする姿も見せるといい。人付き合いに関しては、本音で喋ること、自分のバカ話をすること、あと人におせっかいやくこと、だって。でもおせっかいは子供いる人にした方がいいかもね。2007/10/15
のえる
11
みさえを先輩ママと呼びたくなった。 みさえ、じゃない、みさえさんだ。
のり
9
親が見本を見せることが何よりのしつけ。子どものうちは服がぼろぼろになるまで遊ぶのがいい。そういう子は将来きっと創造的で面白い仕事をするようになる。汚されたら健康に育っていると喜んでいい。朝ごはんは頑張り過ぎない。子育て中の掃除はほどほどに。子どものころどれだけいい思い出を作れるかどうかが、その人の一生を決めるところがある。家族みんなで作った一番楽しかった思い出が人生のエネルギーにもなっていく。子どものためにどれだけ何をしているかではなく、親が一生懸命生きている姿全体で与えるイメージ、それを含めて子育て。2016/04/02
biba
4
今までの子育てを本書とともに振り返ってみました。汚すことに寛容になれなかったり、とことん遊びに付き合ってあげることもできず、親同士の付き合いも敬遠していたり。反省。2022/10/14
Natsuko Terada
4
大事なところはメモして読んだ。 庶民派みさえママさいこう! しんちゃんものびのび育ってていいね! 男の子はやっぱり活発かつ思いやりがある子に育てられるといいね。2017/12/03