福野礼一郎の宇宙 甲―キカイの本質を理解すればクルマの偉大さがわかる!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575297713
  • NDC分類 537.04
  • Cコード C0076

内容説明

モノづくり哲学の徒・福野礼一郎がクルマ以外のキカイを語る。

目次

第1章 福野礼一郎の宇宙(みんな底でつながっている;余談;いきなりのスホーイ15カタチのナゾ;スホーイなカタチとイコンのカタチ ほか)
第2章 モノ作り・モノ選び(特殊部隊の眼;ピグマリオンのガラスの女神;箱まで恐るべし;機械時計のオーバーホール ほか)

著者等紹介

福野礼一郎[フクノレイイチロウ]
1956年東京生まれ。自動車設計・生産技術・自動車工学・材料力学などに精通する自動車評論家。クルマばかりではなく、航空機、兵器、銃、刀剣、機械式腕時計などにも造詣が深い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fest@蔵書整理中

1
最初と最後が白眉。真ん中は「もの」がほしくなるので読まないほうがいい。2015/02/01

揚子江

0
ソ連の戦闘機Su-15について書かれてる本を探して手に取った一冊。しかしこの本の魅力は戦闘機だけでなく、自動車や時計、カバン、キーボード、プラモデルなどなど世の中の色々なプロダクトを、ものづくりの観点から「なぜこの形になったのか?」「なぜ『良い製品』なのか?」を徹底的に分析して分かり易く解説している所。更には、ものづくりを通して、知ること、学ぶこととはどういうことか、という話にまで飛んで行ってしまう。理系版「男の作法」と言っていいかもしれない。文章も小気味よく、とても楽しく読めました。2015/01/31

fuseciba

0
車雑誌の内容を書籍化したもの。著者イラストがちょっと。自動車評論家の本なのに、クルマの話ではない。無いんだけど何故か面白い。文章力の勝利。

マサトク

0
見識があるということは、物事の背景にある事象やその形成されたプロセスにまで及ぶ想像力と知識があるということだとしみじみ分かる。教養というものはかつてそのように大切なものだった。オーディオ評論家の故・長岡鉄男がそうであったように、専門分野のみならず、それを噛み砕いて一般化した広範な知識や理解をベースに、そこに立ち戻りつつ語るという点、福野さんは教養人だよな。業界用語を適当にまぶして誤魔化さず、いったんそのものの本質を考察してそれを開陳するスタイル。読んでいると読者の思考も「それならこれは…」と広がる。良書。2018/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/30610
  • ご注意事項