内容説明
やきものを始めると、誰もがロクロの上達を夢見るようになる。昔から職人たちが、「土練り三年、ロクロ七年」と語るように、熟練を必要とされるロクロの技を、どのようにして身につければいいのだろうか。上手なロクロには、さまざまな条件がある。土をころせるか、身体が回転についていけるか、道具を使えるか、美しいやきものとはどんな形か知っているか…。誰にでもできるやさしい器から、上級者向けの器まで。一つひとつの技を、器づくりを通して習得する。
目次
ロクロの基本(土練り;土について ほか)
鉢(湯のみ;飯碗、どんぶり ほか)
皿(小皿;中皿)
壷(徳利;大壷)
蓋
釉と焼成について
著者等紹介
吉武和美[ヨシタケカズミ]
1947年、福岡県筑後市に生まれる。陶芸家、花宗窯窯元
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