都市の穴

都市の穴

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575292794
  • NDC分類 147
  • Cコード C0095

内容説明

この世に二つとないような珍しい話なのに、まったく別の人それぞれが同一の内容を、ごく身近な場所で起きたこととして語り、それもごく身近な友人から聞いたという体験談めいた話。これが「都市伝説」といわれるものだ。本書はこれら、人に語り、話されることによって生き残った様々な“本当だと信じられている”あるいは“信じたくない”話を収録している。

目次

第1部 気味が悪い穴
第2章 毎日の穴
第3章 おいしい穴
第4章 たいへんな穴
第5章 穴場所
第6章 あの人の穴
第7章 木原浩勝のウワサの穴を掘る!

著者等紹介

木原浩勝[キハラヒロカツ]
1960年兵庫県生まれ。怪談蒐集家・怪談の怪発起人。幼い頃より“怪”の文字を好む性質あり。フィールドワークを中心にした作品作りを得意とする他、気に入った作品構造を様々な角度で分析する

市ヶ谷ハジメ[イチガヤハジメ]
1969年東京都生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターへ。そのフィールドはサブカルチャーから旅行、料理に至るまで多岐にわたる

岡島正晃[オカジママサアキ]
1971年東京都生まれ。著書に『ボトムズ・アライヴ』(あさのまさひこ、中島伸介両氏と共著太田出版刊)があり、01年9月にはアニメ『カウボーイ・ビバップ』の研究本を同社より上梓予定(市ヶ谷ハジメ石井誠と共著)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

31
世間に流行っていた「都市伝説」を その発生から、流行の変化までを可能な限り追跡した 一冊です。 後半では、関西の一部地域での「くだん」の話を その発生の流れを現地調査、過去の話の流れから解き明かしています。 怪異現象が、定番の都市伝説になっていく過程を描こうとしていたのかと思います。 オカルト好きにとっては、好きな展開ですね 2021/09/11

美登利

10
都市伝説を集めた本ですね。中には私も若いころによく聞いた話が載っていて、あれ都市伝説だったのか!と驚きでした。2013/02/19

chatnoir

7
木原さんもこの手の本出していたんだね。発売当時の都市伝説はほぼ網羅していると思う。あたり屋名簿のFAX、実際もらったなぁ。ナツメグでバッドトリップ!知らなかった...でも大量に必要らしい(笑)モロヘイヤの茎と種に毒があるっていうのも知らなかった。2016/09/12

自称海外小説で誰が誰だかわからなくなる君

3
電車の中で周囲をまったく気にすることなくさほど好きでもないスマホをする人とか、コンビニで電話したままレジを済ませる人とかひきこもりみたいな病気ですよね。不健全。2015/11/06

シン

2
面白かった。2004/10/14

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