内容説明
やきものがわかる。なぜ名品は名品なのか、そしてまたなぜニセモノはニセモノなのか。中国・朝鮮・日本のやきものの見所を簡潔かつ具体的に教えます。土、釉薬、肌、形、絵付け…。この本によってやきものの世界を、また一歩広げてください。
目次
やきもの鑑定の見所
中国編(唐三彩;越州窯青磁 ほか)
朝鮮編(高麗青磁;三島 ほか)
日本編(古瀬戸;信楽 ほか)
現代ニセモノ考
ズバリ教えます―やきもの鑑定の評価と基準
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スズメ
6
お気に入りさんのコメに惹かれて読みました。素直な目と心で接した時、その直感がものを云うらしいのですが、邪心満ち溢れている私には、本物を見分ける力は養えそうにありません。それにしても、本物はどこか趣があるように見受けられます。本物と偽物がセットで見る事が出来るので、フムフムと判った気がして、素人なりに楽しめました。2010/06/15
Mr.deep
1
何を本物とするのか、どこからが贋物なのか・・・なんだか哲学的な話ですね。2019/04/13
どくだみ
0
中島誠之助先生が好きで読みました。「明治時代で結構、私は優品を求めているのだ」という言葉が自信を持って言えるには、値段に惑わされないだけの自分の心に芯がないといけませんね… 写しにも綺麗なものはあるし、写しは写しとして楽しむことができるのが理想ですね。 個人的には清官窯粉彩花鳥図双耳瓶のはっとするほどの美しさに見惚れました。 2015/11/29
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