名探偵(あるいは入舟家)の一族

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電子版あり

名探偵(あるいは入舟家)の一族

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2026年11月04日 18時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575249156
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

入舟家の歴史は長い。その名が史書で確認される一番古いものは承和4年(837年)まで遡る。京の都で鬼を退治した入舟清行は遣唐使船に乗船していたという。その後、戦後の世には殺害現場に残されていた黒樂茶碗の名器・朧を巡り、かの千利休と面会した入舟清成など、いずれも人が害された現場に登場している。果たして入舟家とはどんな家なのであろうか。本格ミステリの俊英による歴史×海洋ミステリの傑作連作集。


【目次】

内容説明

平安時代から平成まで長い歴史の裏に隠された事件を解決した一族がいた―史書に残らなかった5つの謎を解き明かす、誰にも似ていない本格ミステリ。独創の極み、発想の怪物、現る。秀吉の小田原攻めで水軍を率いた丹下顕忠が、茶室で殺された。死体を発見した細川忠興らによる証言から真相に迫る―「黒樂茶碗 朧」。特攻艇《震洋》特別攻撃隊に配属された那智鳩平海軍中尉は、なぜ戦後に戦死したのかを明かす―「大洋を震わす」。房総地方で代々つづく名家の当主・魚棚賀一が、死の間隙につぶやいた言葉の謎を解く―「魚棚家の崩壊」など、それぞれの時代の陰が謎の輪郭を描くミステリ短編集。

著者等紹介

伊吹亜門[イブキアモン]
1991年愛知県生まれ。同志社大学卒。2015年、短編「監獄舎の殺人」で第一二回ミステリーズ!新人賞を受賞し、18年『刀と傘 明治京洛推理帖』でデビュー。19年、同作で第一九回本格ミステリ大賞を受賞。21年『幻月と探偵』で第二四回大藪春彦賞候補、24年『焔と雪 京都探偵物語』で第七七回日本推理作家協会賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

155
多彩な歴史ミステリを書いてきた著者が、今回はジャンル初のアイデアを展開する。遣唐使船や朝鮮出兵軍船での殺人、人魚発見の謎に終戦翌日の戦死者、世捨て人の富豪殺しなど平安から現代に至る日本史に隠された様々な事件の解明を、同時代の入舟家の一族が解いていくのだ。どれも歴史的事件に否応なく巻き込まれた海と人間の悲劇と、運命に巻き込まれるように対峙する。決して記録されない歴史の裏側の話ばかりだが、だからこそ誰もが表に出せない真実を抱えて苦悩している姿が浮かび上がる。それぞれの入舟家の探偵が活躍する長編も読んでみたい。2026/09/19

ちょろこ

101
光る歴史ミステリの一冊。一族とついているだけで誘蛾灯のように吸い寄せられてしまった歴史ミステリは想像以上の面白さ。平安時代から続くという一族、入舟家。遣唐使の時代から現代まで、不可解な事件には必ずその入舟家の人がさまざまな立場で登場し、鮮やかな謎解きまでしてしまう。一話目の遣唐使船上での事件から一気に虜に。時代の拾い方、目の付け所は斬新さが光るし、伊吹さんお得意の"なぜ?"ももちろんキラキラ健在。人魚の真相なんて目から鱗。戦時中の水上特攻艇には胸が詰まったな。小説家も雰囲気がたまらない。まだ読みたい余韻。2026/10/20

yukaring

71
平安時代の入船清行から平成の入船清乃まで。長い歴史の中での入船家の名探偵ぶりを描く連作短編集。表舞台ではなく歴史の裏に隠された事件を鮮やかに解き明かす、各時代の入船氏と一緒に謎解きを楽しめる1冊。京の都で鬼退治をしたという入船清行が船上で遭遇した不可解な法師殺し。黒樂茶碗の名器、朧が壊されたのは何故なのか推理する入船清成。師崎村に流れ着いた下半身のない異様な死体は人魚なのか?見分のため派遣された入船清光の見解、そして推理作家として知られる入船清乃。斬新な発想で語られる一族の経歴が独創的な歴史ミステリ。2026/10/09

たま

55
5篇の短編集。時代は平安(遣唐使)、戦国、江戸末期、太平洋戦争末期、1997年末と異なるが、探偵役はみな入舟一族、現代を除いて有能な官僚として各時代で異変に対応し、そこに不思議な統一感があった。謎は海外との交流(交戦)に関わるもので、「入舟」と言う苗字もそこに由来するのだろうか。伊吹さんの作品では、人物がバルザック的に作品をまたぐことがあって楽しいのだが、この本でも『刀と傘』の鹿野師光の噂が聞こえる。入舟一族が紡ぐ、平安から現代へと続く糸に、これまでの作品や人物が繋がっていく快感があった。2026/11/04

がらくたどん

49
平安・豊臣・幕末・太平洋戦争末期・そして平成。時代考証に尽くしたジオラマに「あったかもしれない」事件の華が咲く。その血染めの華を見事に手折りそっと活けて見せる入船の姓を持つ一族の物語は歴史への思慕と奔放な創意に満ちている。漂流した遣唐使船の密室殺人の清らかな動機。戦国一の茶人を巻き込んだ茶室の惨殺死体の罪。外交の在り方に揺れる幕末尾張の人魚騒動。停戦決定後に青森近海に向けて出撃した特攻魚雷の真実。旧友の招待で房州の寒村を尋ねた推理作家が遭遇した「蛇奴」なる「神」を祀った祠の意志。最終盤にファン・サあり♪2026/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23465408
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品