赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う。

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赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う。

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575247749
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

事件の最後に「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」の決めセリフが炸裂する大好評「赤ずきんシリーズ」の第3弾が登場! 今作では「アラビアンナイト」の世界で赤ずきんが大活躍します。王妃が王様に語る、「アラジン」「アリババ」「シンドバッド」といった物語の中で起きる殺人事件を、赤ずきんが名推理で解決していきます。空飛ぶ絨毯やランプの魔人といった小道具も盛り込み、これまで未読の方でも楽しめます。

内容説明

童話×ミステリ第3弾!またまた事件に巻き込まれた赤ずきん。謎をスッキリ解決!できるのでしょうか?「アラジンと魔法のアリバイ」お母さんが市場で買ったコーヒーを飲んでいた赤ずきん。指輪の魔人に連れられて、あるアラビアの国にやってきました。国の大臣がヤギの乳で殺されたというのですが…。「アリババと首吊り盗賊」空飛ぶ絨毯に乗せられた赤ずきん。森の中で墜落し、アリババに助けてもらいました。アリババはお兄さんを捜しに洞窟に向かい「開け、ゴマ!」と叫びます。そこにあったのは…。「シンドバッドと三つ子の事件」不思議な布で小さくなってしまった赤ずきん。海で出会ったシンドバッドから、アラジンの事件で知り合った大臣の3人の甥が不審な死を遂げたことを聞き、推理を展開しますが…。「アラビアの夜にミステリは尽きず」王妃が話す、赤ずきんの活躍を楽しんでいたペルシャの王様。ですが王様はまだ「赤ずきんの本当の物語」を知らずにいたのです…。

著者等紹介

青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー。19年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』は多くの年間ミステリーランキングに入り、本屋大賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

260
青柳 碧人は、新作中心に読んでいる作家です。「赤ずきんシリーズ」第3弾にて最良作、著者版、アラビアンナイト、千夜一夜物語でした。しかし赤ずきんをイスラム世界に登場させるなら、赤ずきんではなく、赤いヒジャブにする必要があったのではないでしょうか(笑) このレビューは、「シェエラザード」を聴きながら書きました♪ https://www.youtube.com/watch?v=BpqMIcRtHAA https://www.futabasha.co.jp/book/97845752477490000000 2024/11/27

タイ子

139
今作は赤ずきんがアラビアで殺人事件を解決するという話。アラビアンナイトの世界に入れば魔法の効果で移動は縦横無尽、謎解きとなれば素人の読者にはとうてい解けない必殺技、それだけに楽しめる部分が多い。推理は得意などと犯人探しに夢中で読んでいると思いがけない罠にハマること間違いなし…かも。アラビアンナイトと言えば「千夜一夜物語」。王に殺されないために妃が王に聞かせる赤ずきんの活躍の話が基になり話が尽きれば即アウトの恐怖。アリババ、魔法の絨毯、シンドバッドなど夢踊る、殺しは続く、推理は冴える。赤ずきん世界を救う!?2024/11/02

ちょろこ

132
赤ずきんシリーズ第三弾の一冊。今作はまさに不思議と魔法に彩られた「アラビアンナイトツアー」って感じ。エキゾチックな世界での赤ずきんちゃんの活躍は構成といい面白かった。アラジン、アリババ、シンドバッド…名前を聞くだけで幼少時を思い出して楽しい。そして異国文化の地に順応力バツグンの赤ずきんちゃんがいい。キレキレ推理とバッサリ切り捨てる、この性格が好き。もちろん、いつもの決めゼリフもね。謎解き、魔法のアイテム、先が気になる夜語りといい、全体的にときめきいっぱい味わえたのがいい。そして何より締めくくり方がナイス。2024/12/03

はにこ

103
アラジンにシンドバッドなど、今回はこの世界。かつて断念したアラビアのお話にここで出会えたのが嬉しい。赤ずきんちゃんとのコラボだなんて美味しいわぁ。不思議な魔法を使ったトリック。魔法なんて無いのに何か説得させられちゃったわ。結末も良かったね。2025/02/04

Gemi

82
「夢と謎(ミステリ)の重なり合う、アラビアの夜へー」はい、クセになってるこのシリーズ。相変わらずコミカル多めのちょいシリアスのバランスが心地よい読みもの。決め台詞の「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」も健在。今作はアラジン、アリババ、シンドバッドとあっちの世界とのコラボ。ランプの魔人や指輪の魔人の力、あと魔法の絨毯やら物を小さくしたり大きくする布なんかがトリックで使われる。そんな赤ずきんの冒険譚をシャハリアール王に夜な夜な語るのがシェヘラザード。そして最後はそこにリンクしての伏線回収で着地。2025/02/04

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