出版社内容情報
東京都町田市郊外で身許不明の焼死体が発見された。殺人事件として捜査本部が設置され、所轄の女刑事・保田真萩は警視庁捜査一課の南条と組んで聞き込みを開始する。その後、被害者の身許が判明したものの、事件解決に繋がる糸口を?めぬまま、都内で第二の事件が発生。すると人気VRゲーム《ドラゴンズ・グレイブ》と関連づける書き込みがネット上で散見され始め――。ネット上で囁かれる噂は本当なのか、そして犯人の狙いとは!? VR機器が日常に浸透した日本を舞台に描く、渾身の長編本格ミステリ。
内容説明
東京都町田市郊外で発見された身許不明の焼死体。町田署の女刑事・保田真萩は、警視庁捜査一課の南条とコンビを組んで聞き込みを開始するが、事件解決に繋がる有力な手がかりを掴めずにいた。そんな中、荒川区内で女性の変死体が発見される。その殺害状況が公表されるや、ネット上である噂が囁かれはじめた。“町田と荒川の殺人は、人気VRゲーム“ドラゴンズ・グレイブ”の中で発生する連続殺人の見立てではないのか?”一見、何の繋がりもないように思えた二つの事件だったが、やがてその噂を看過できなくなるような事態へと発展していく―。
著者等紹介
貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。93年、第四回鮎川哲也賞で最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年、『乱反射』で第六三回日本推理作家協会賞、『後悔と真実の色』で第二三回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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