出版社内容情報
15歳の少女が同級生に刺殺された。加害者の少女は、ある新人文学賞の最終選考で落選し、哀しくなったので殺したと供述。さらに、その新人文学賞を受賞した作家が自殺。遺書には、新人賞を受賞して申し訳ないと書かれていた。その後、加害少女は犯行の動機を二転三転させ、少年院にやってきた篤志面接委員(少年院などの矯正施設に収容されている者の更生と社会復帰を手助けする民間ボランティア)に「本当の犯行動機を見つけてください」と告げる。『ジャッジメント』で鮮烈なデビューを果たした著者が描く、赦しと再生のミステリー。
内容説明
中学三年生の少女が同級生に刺殺された。加害者の少女は、ある新人文学賞の最終選考で落選し、哀しくなったので殺したと供述。さらに、その新人文学賞を受賞した作家が自殺。遺書には、新人賞を受賞して申し訳ないと書かれていた。その後、加害少女は犯行の動機を二転三転させる。やがて、少年院にやってきた篤志面接委員(刑務所や少年院などの矯正施設に収容されている者の改善更生と社会復帰を手助けする民間のボランティア)に少女は告げた。
著者等紹介
小林由香[コバヤシユカ]
数々のシナリオ賞受賞ののち、2011年、短編「ジャッジメント」で第三三回小説推理新人賞を受賞。16年、「サイレン」で第六九回日本推理作家協会賞短編部門候補、17年、連作短編集『ジャッジメント』がキノベス!の第八位に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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